2016年5月6日金曜日

こどもの日にキビタキに会う

   昨日はこどもの日。なので子どもたちはその子供たち(つまり私たちの孫)を連れてそれぞれ遊びに行ったから、老夫婦にとってはイクジイからも解放されたただの休日。

 それにしては天気が良すぎるので急きょお弁当をこしらえて「海外旅行」に出かけた。
 国際観光都市奈良は、外国語が圧倒的で「ほとんど海外旅行と同じや」とやせ我慢をいいながら。

 奈良国立博物館は工事の終了した仏像館が無料開放。その上、つまらないことながら普段は閉まっている西側玄関(写真)から入られた。
 中に入ると、もしかしたら今日は敬老の日?

 その後、弁当を食べながらしばし人間ウォッチング。「奈良公園ビギナー」があちこちで鹿や鴉にお弁当を盗られている。鹿も鴉も百戦錬磨の強者。あはははは。

   さらにその後、「きっと夏鳥のキビタキが渡ってきているはず」と、「下の禰宜道(ささやきの小径)」に行くと可愛いイトトンボ。ただし種類は私の持っている図鑑程度では判らない。

   と、間もなくピッピッピッピョと綺麗な声。
 東南アジアあたりの環境破壊にも負けず今年も南の国々から渡ってきてくれた。
 そして、短時間ながらカメラの先に姿を現してくれた。
 経験からいえば、もうすぐ緑の葉っぱが生い茂ってくるのでキビタキを見るのが非常に困難になる。
 声はすれども姿は見えず・・・に。
 なのでこれは5月初旬だけの特別興行。
 「ちょっとだけよ~」に満足して帰ってきた。


 【追記】

   スノウさんからオオルリの写真が届いたので9日夜に追記する。
 オオルリ(きっとそうだと思う)は10年ぐらい前には奈良公園でもよく見たが、この頃は出会ていない。
 六甲の中山寺の奥でも写真を撮ってその独唱を堪能したことがある。
 美人で美声だからもう一度出会いたいと思っている。
 写真はスノウさんからメールで届いたもの。

5 件のコメント:

  1.  5月6日、奈良公園内の病院へ行くと、法華堂の方向から盛んにキビタキの美しい鳴き声が聞こえてきた。姿は見えなくても、その声を聞きに行くだけでも値打ちがありそうだ。

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  2. 一昨日、小雨降る岡山の山小屋でCDを聴いていたら、小窓に何か当たるような音がするので見に行くと、青い鳥が1メート理程離れた松の枝から窓ガラス(半分網戸)に何回も体当たりしているのです。普通なら人影が見えたら飛び去ってしまうのに「無我夢中」の様子で同じ動作を繰り返していました。スマホのカメラで撮っている間もズーと続けています。よく見ると松の枝にもう1羽薄茶色の同じ大きさの鳥が止まっています。これは求愛行動だと素人の私でもピンときました。30分以上も続けていました。昨日家に帰り調べてみるとまさに東南アジヤからの渡り鳥の「瑠璃鳥」でした。「幸せの青い鳥」が舞い込んだと喜んでいますが、「雄」の一途な恋心にも感動しました。何年か前玄関戸の横の門燈の上に「苔」で作った巣と小さな卵も一緒に誤って落とした事がありました。ネットでは瑠璃鳥の巣は「苔類で作る」とありましたのでひょっとすると・・と思っています。今度行くときは家の周りに「巣」がないか調べてみます。コメントでは写真を付けられませんので後日メールで「幸せの青い鳥」を送らせてもらいます。

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  3.  スノウさん、写真ありがとうございました。本文に追記させていただきました。

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  4.  「窓ガラスに何回も体当たり」は、鏡に映った自分あるいは同類の影を縄張り内への「侵入者」と認識して攻撃するものかも知れません。

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    1. 成程!威嚇・攻撃だったのですね。そういえば殺気があったように思えます。
      メスの気を引くような甘い感じはありませんでした。
      観察力の無さが恥ずかしいです。

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