カナダの国旗はメープルの葉っぱである。
カナダ楓(ふう)という。
ほとんど同じものにアメリカ楓(ふう)もある。
その差異を私は知らない。
そもそも、一般に、楓(かえで)と紅葉(もみじ)の違いがよく解らない。というか、いろんな本やネット上の解説がよく解らない。
みんなカエデ科だと書いてあるのもあるし、ムクロジ科、マンサク科、フウ科と書いてあるものもある。
私の感覚でいえば、葉の形や紅葉(こうよう)するところはほとんど同じだが、実の形が大きく異なる。こんなものが一緒である筈がない。・・・と感じている。
その実だが、お寺の庭を飾るモミジは竹トンボなのに、楓(ふう)のそれはイガイガの豆電球(クリスマスツリー)だ。これが同じ種類だろうかと首をかしげている。
私は自分で「竹トンボがモミジ、豆電球がカエデ」と思っているが、〇〇モミジ、〇〇カエデという中にはそのカテゴリーに合わない物も多いので他人に向かってはこの説を大きな声では語っていない。
それにしても、竹トンボの如何にも和風に対してイガイガの米欧風なのはどうしてだろう。それも私の脳味噌に知らぬ間に刷り込まれたナショナリズムがそう思わせているのだろうか。
ちょうど今、あちこちのモミジの竹トンボが美しい。
それを見ながら、「あのイガイガと同じだろうか」とやっぱり考えているが、それ以上に勉強しないのでいつもそのままやり過ごしている。
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