先日ホトトギスを聞いたと書いたが、その後聞いていない。
ウグイスの聞き間違いでは決してないから、南の国から渡ってきて信州あたりにでも北上する途中でちょっと休憩して歌ってくれたのだろう。
で、ホトトギスといえば・・・、
〽夏は来ぬ の歌詞にあるような「卯の花の匂う垣根」はあまり見かけないものだが、奈良公園周辺で見事な垣根があったので撮影したのが二番目の写真。
ただ、垣根というよりも群生のようにも見えたが確かに垣根は垣根だった。
三枚目の写真はモリアオガエルの卵。
オタマジャクシは未だ孵っていない。
目を凝らして親を探したが見つからなかった。
一瞬モリアオガエルの声を聞いたのだが人が来たのですぐに鳴き止んだ。
青蛙おのれもペンキぬりたてか ・・は芥川龍之介の句。
曇天のもりあをがへる泡育つ ・・神蔵 器というのもあった。
私の娘はどういう訳か蛙が好きで、その家には蛙デザインの小物がいっぱいある。
そして、昔の小物などが我が家にも残っている。
一番上の写真は我が家の蚊遣り。
昆虫博士の奥本大三郎氏は蛙が大嫌いで蛙恐怖症だと本の中で語っている。
昆虫仲間の池田清彦氏はザリガニが駄目で、養老孟司氏は蜘蛛らしい。
こういう好き嫌いはほとんど理屈の外のことのようだ。
なので、蛙嫌いの方にはごめんなさい。
今年のモリアオガエルの写真がないので、代わりに蚊遣りの写真をたった今追加させていただきました。
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