木へんに目と書いて相がなぜ「たすける」の意になるか。それは盛んに生い茂った木の姿を見ることは、樹木の盛んな生命力を見る者に与え、見る者の生命力を助けて盛んにするからである(静川静「字解」)と中国古代の思想家は言い放ったが、所詮は古代のこと。それよりも米寿前後の大先輩お二人の元気なお姿に参加者一同計り知れないパワーをいただいた。4月13日、退職者会春の遠足、長居植物園。
ソメイヨシノは散ってしまったが花々は文字どおり爛漫。本来はGWが見頃とされている藤も九分咲きで、われらがパワーに黄砂までもが逃げて行ったと言っておこう。
近頃はあちこちで宣伝されているのを見るが、藤棚の向こうにはネモフィラのお花畑が広がっていた。
ネモフィラは大きなオオイヌノフグリという感じ。オオイヌノフグリは在来種のイヌノフグリを大きくした感じなので牧野富太郎博士が命名したらしい。ならばネモフィラは巨大イヌノフグリだろうか。
「犬のふぐり」とは「犬の金玉」のことだから「巨大な犬の金玉」はあまりにあまりなのでネモフィラで通しているのかしらん。
中国古代思想に戻って、盛んな樹木の下で生命力が充電された一日だった。
やはり、リアルで集うのは好い。
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