2022年11月28日月曜日

なれたらあかん

   初代デジタル大臣を務めた平井卓也衆議院議員が代表を務める政党支部が、政治資金パーティー券1020万円分の購入を企業に求めながら、出席者は3人に絞るよう依頼していた。

 写真の「依頼文書」のとおり、「10人分購入してくれ」「来るのは3人にしてくれ」と露骨に書いていて、情報提供者の保護のため数字部分は黒塗りにされているが、その下には「お手元所有参加券番号(ご出席依頼人数3名分)NO.●●NO.●●」と記載さているという。

 10人ー3人で残り7人分の飲食代が浮いて儲かるという計算。
 
 実際、「励ます会」の収入は2447万円と収支報告書には記載されていて、参加費は一人2万円なので少なくても1238人分のパーティー券が販売されたことになる。
 ところが、「会場のホテルに取材すると、当日は感染防止対策のため立食パーティーではなく、メイン会場と映像中継でつないだ三会場に間隔を空けて椅子を置き、用意した座席数は計630席だった」と毎日新聞が報道している。
 
 とすると、少なくても608人は出席しなかったと推測でき、1216万円は寄附として会計処理しなければ虚偽記載となる。

 よって、神戸学院大学の上脇博之教授などが、平井議員ら2人を政治資金規正法違反の疑いで刑事告発した。
 以上、フリージャーナリスト・鈴木祐太のFBを参考に記述した。

 統一協会との関係といい、このような「政治とカネ」のことといい、安倍内閣以降の自公や維新の不真面目さは底なしの状況だ。
 新しいところでは秋葉賢也復興相の「選挙運動員買収」も出てきた。
 民主主義の敵はファシストでも何でもない、「民主主義の敵は無関心だ」という箴言があるが 〽なれたらあかん~なれたらあかん。


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