2022年11月11日金曜日

壁塗り蜂

   庭に鎮座まします道祖神のお頭(おつむ)にドロバチが巣をこしらえた。
 毎日見ていたわけではないが、突然出現した(といっても1週間ぐらいだろうか)ので、手慣れた職人の突貫工事に思えた。
 ファーブル昆虫記にも出てくるカベヌリバチを想像させた。

 子ども用の図鑑だが、ドロバチ科のクロスジスズバチが怪しい。・・・14~21㎜、本州、南西諸島、1年中、家の壁など、蝶の幼虫・・・とある。

   周囲の様子をうかがった上で殺虫剤を吹きかけて、ドライバーで壊し始めたが、驚くほど頑丈で、セメント工事のようだった。これを砂埃と唾液で作ったのだから、やはり職人技だ。
 砂埃と書いたが、古い大きな植木鉢が経年劣化で徐々に外側から砂化しつつあるのが遠くないところにあるので、原材料はここではないかと思われる。そして唾液である。それにしてもすごい。

   外から見て最初から穴が三つ開いていたが、やはり部屋が三つあり、幼虫が3匹出てきた。可哀そうだが駆除をした。

   成虫になるまで観察したファーブルほどの研究心はない。
 
 ただ、卵を産みっぱなしの蝶や蜻蛉に比べて、わざわざ巣を作ってそこで育てる蜂はどこか賢く見える。
   もう少し違う場所だったら壊さずに放っておいて観察しただろうに。

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