賭博が依存症を呼ぶ、常習性を呼ぶということは、長く業務上の精神障害を担当してきたこともありよーく理解していたつもりだったが・・・、この記事の言葉は私の理解を超えるものだった。
氏は、シンガポールやマカオのカジノで106億8千万円を失い、関係会社から資金を融通したため懲役4年の実刑判決を受けて服役した。
ところが刑期満了から1年もたたないうちにソウルのカジノで4日間で9億円を失った。
私が驚いた箇所は次のようなその理由だった。
🔳 私(井川)には、地獄の釜を覗き込むようなジリジリ焼け焦げる感覚やヒリヒリ感が快楽でした・・・痛みを感じるような金額でヒリヒリしなければ、ギャンブルではないと考えていた🔳と、
大金持ちの3代目の氏であるからこういう話で済んでいるが、普通にはここまで行くと、家族離散、犯罪や自殺が発生していてもおかしくない。上記の精神状態は想像を絶するものであるが、精神障害の医学の世界ではある意味常識に属することでもある。。
大阪の維新がカジノに向けて突っ走しているが、多くの家庭崩壊、犯罪、自殺が増えることは間違いない。大阪近辺がスラム化する。そんなことは自明であるから、入場回数制限だとか、依存症対策などを大阪府市が言わざるを得ないわけである。それでもそれはカジノのイチジクの葉っぱにもならないだろう。
博奕は胴元が儲かる仕組みである。カジノの胴元は外国資本である。統一協会の霊感商法や高額献金ではないが、外国の親玉だけが笑う仕組みである。
その雫の一部で儲ける人間がいたとしても、そんなシステムで地方自治が栄えるはずがない。
日本の皆さん、維新と一緒に、釜の底をヒリヒリと覗いてみますか。
正常な精神の庶民ならば、「今日こそ勝つかもしれん」と阪神を応援するヒリヒリ感でいいのではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿