2022年9月17日土曜日

秘書問題は大事件

   9月15日の『統一協会問題備忘録』にも触れたが、「政治家秘書問題」がマスコミで異様にネグレクトされているという大問題がある。(写真のとおり「秘書の派遣」と報じられているものもあるが)

 そして多くの場合、こういう風に異様にネグレクトされている部分にこそ重要な大問題が潜んでいる。
 元首相銃撃事件の際、犯人(容疑者)が早々に「宗教に関わる恨みだ」述べたにもかかわらず大手新聞テレビが選挙後まで怖ろしい程統一協会の名を伏せた異様さを思い起こしてもらいたい。

 「政治家秘書問題」とは、主に自民党の国会や地方議員の選挙の際、統一協会がフロント団体勝共連合等としてボランティアでのお手伝いを申し出て、政治家がそれを大いに活用したという問題である。週刊誌報道などでは、単なる「手足」ではなく相当重要なポジションを頼んで手伝ってもらったケースもあると報じられている。
 さらには選挙時だけに関わらず、統一教会側が「秘書候補」を選抜して、日常の議員の政治活動のお手伝いを秘書として派遣し、政治家側は秘書にしていたケースがあるとの報道もある。(写真のとおり)
 これらのことが、統一協会の霊感商法などに比べて、霊感商法等も大事な問題ではあるが、明らかに異様に報道がネグレクトされていないかと私は不思議に思う。

 統一協会にとっては日本の法律や道徳よりも教祖の教え(教義)が最優先である。
 そしてその教義には、「罪深いイブの子孫の日本人は、教祖の故郷でありアダムの子孫の韓国(韓半島)に献身することで地獄行から救われる」とある。その本部は勿論韓国にあり、大規模なセレモニー等も韓国で行われる。
 というような外国中心主義のカルト集団信者が有力な議員の秘書になっていたのである。

 読者の皆さんが韓国の情報機関職員であったとしたらどうする。
 この集団と信者を「協力者」として接触しないなどということが考えられるだろうか。
 各種大臣をはじめとする自民党の国会議員らがそういう秘書を重宝だと「利用」して、実は外国諜報機関へ何もかもがダダ洩れになっていた恐れはないのか。

 友人の住職が怒っておられたが、こういうのを売国奴と言わずして何とする。
 立憲野党にも広告塔の役割を果たした議員もいる。反共意識に乗せられたのだろうが、国会議員としては「脇が甘い」。
 皮肉といおうか、このことで一番清潔な愛国者は日本共産党だということが明らかになった。
 「政治家秘書問題」を明らかにさせるよう声を大きくしなければならない。

2 件のコメント:

  1. 統一教会は宗教を隠れ蓑にした日本最大級の反日謀略詐欺集団です。この団体に取り込まれた議員の皆さんは日本への「愛国心」を標ぼうしている方たちが多いのですが、実態は反日団体に魂を売り渡した売国奴そのものですね。細田衆議院議長は統一教会との関係にダンマリを決め込んでいるのは、まさしく、売国奴であることを認めているにほかなりません。一週間ほど前に立憲民主党の衆議院議員が来られたので、これ以上被害を拡大させないためにも、宗教法人法に基づく解散命令を出すように政府に働きかけるように強く要請しました。同氏からはそれが最低限で頑張るとの回答を得ています。

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  2.  ご住職の見識と行動力に敬服しております。
     この外国の謀略集団に秘書などを頼っている問題は、保守や革新などの範疇を超えて、良識ある国民なら許すことのできない事態です。そのことを声を大にして発信していきたいものです。

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