スマホで木の実を撮っていたら「その木はなんていう木ですか?」と尋ねられたので「マルバチシャノキというらしいです」と答えると「あ、そうですか」と去って行かれた。「それだけかい」「もう聞かんのかい」と私は呟いた。
そこそこ目立つ実だがそれほどでもない実を撮っているのに「なんでや」と思わないのか。
それとも、「この爺さんに関わりすぎたらうっとうしそうだ」と思われたのだろうか。
私にしてから、毎年毎年この木とこの実を見ていながら、実は今年まで20数年あまり興味を持たずに来た。
そして先日、初めて樹木の本を開いたりして調べ始めた。
マルバは丸い葉。チシャノキは若葉を食べるとチシャ(サニーレタス)の味がするからとあった。来春試してみるか。
それよりも驚いたのはこの実。本には「バナナの味がする」とあった。そしてもちろん試食した。結論を言えば、不味くはないが美味くもなく、そう言われればバナナの味というのも「当たらずと雖も遠からず」と言ったところだった。完熟していなかったからかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿