感覚的にはキュウリはカボチャ属のズッキーニと近く感じられる。
それというのも売られているキュウリは未熟な実ばかりであるからだろうが、大方の消費者は「未熟な実」などとは夢にも思っておられない。
キュウリも熟するとメロン同様実の中央に水分と種ができてくる。今ではそういうキュウリ
は家庭菜園ででも大きくしないと出会えない。
そんなキュウリを水っぽくって不味いと思うか、瑞々しく感じるかは人それぞれだろう。私はそういう大きく育った「お化けキュウリ」が好きなのだが、成長が進むにつれて皮の方から苦くなってくる。
もちろん苦くてたまらないキュウリは糠漬け(浅漬け)には向かないが、ほんの少し苦みが感じられるタイミングだとたまらなく「大人の味」である。そういう漬物は暑さを忘れさせる。
誰もそんなことは言わないが、夫婦二人で「大人の味やなあ」と言いながら毎日食べている。
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