10日の朝日新聞の『オピニオン&フォーラム』に宗教学者櫻井義秀氏のインタビュー記事があって、旧統一協会の教義が語られていたが、旧名称の『世界基督教統一神霊協会』というとおり、その体裁はキリスト教の一宗派を装っていた。
ということで世界の原初はエデンの園で、アダムを裏切ったエバ(イブ)の堕落、不倫によって人間には原罪があるという。そして、教祖文鮮明の母国韓国はアダムの国であり、日本はエバの国、エバの国民、罪深い国家、罪深い国民だと断じている。
このため、エバの国の国民たる日本人(信者)は、教祖の指名によって韓国人と結婚したり、天井知らずの資金(献金)を韓国(にある本部)に貢いで「悔い改めなければならない」のである。
「そんなあほな」と思われるかもしれないが、身辺に不幸が続いた人は信じたり、学生などは新旧の聖書や神学のつぎはぎに魅了?させられるのだ。
それにしても、日本会議や神社本庁の人々が、「エバの国日本はアダムの国韓国に貢ぐべきだ」とか「日本人は数多くの神(神社)を信じているから劣った国だ」と教祖が公言してきた旧統一協会、その別看板でしかない勝共連合と手を携えて自民党を応援してきたのか理解に苦しむ。
しかしそういう没論理的なところが双方とも謀略組織の謀略組織たる所以であろう。
この国が理性的な国であることが望ましいと考えるなら、旧統一協会の名称変更に倣ったかのような内閣改造で問題追及の手を緩めてはならないだろう。
写真は西沢昭裕氏のFBで公表されていたもので、コメントは「鈴木エイトさんが、にこやかな御表情の岸田首相と統一教会幹部とのツーショット写真を発表。
お相手は統一教会の広島教区三原教会の教会長や東広島教区の伝道教育部長を歴任した光永一也氏」とあった。
お相手は統一教会の広島教区三原教会の教会長や東広島教区の伝道教育部長を歴任した光永一也氏」とあった。
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