となると、あんなに疎ましかった夏も、終わるとなると些か寂しく、別に玄関周辺に蚊がいたわけでもないが、夏の象徴、蚊遣りを焚いてみた。
一般に、蛙は蚊を食べるから、蛙の焼き物の蚊遣りは、例の豚よりはよくないだろうか。
そうなると、豚の蚊遣りの方が、その由縁を知りたくなる。
ネットの情報だが、結局諸説あり、元々土管を横にして使っていた。徳利を横にして使っていた。壺を横にして使っていた。‥というものがデザイン化されたという説と、豚は蚊に刺されにくいとか、蚊遣りの火から火災にならないよう「火伏せの神イノシシ」とした説がある。
蚊遣り器はそれ以外にも多くの材質、多くのデザインがあって楽しいが、気密性の高い現代家屋でいくつも蚊遣りをくべたなら人様の方が退治されそうだから厳選する必要がある。庭でBBQをするときなどは複数あっても楽しい。
そんな、些か早い夏の思い出を、西瓜の皮の漬物を食べながら味わった。
前線の北側澄んでアキアカネ
0 件のコメント:
コメントを投稿