地蔵盆は路地(公道)のお地蔵様の前にアジールのような空間を造り、西瓜を食べたり花火をしたり、そして最後にはお供え物のお菓子類を貰って帰るのだった。
テーマはただ一つ、子どもの健やかな成長だ。成長には「いろとりどり」があるが、それなりの健やかな成長は全ての大人の願いだろう。
奈良市内などでは地蔵菩薩をまつっているお寺などが主催するものもあるが、普通に地蔵盆というと、町内のお地蔵さん周辺の町民(つまり地域コミュニティー)による行事だった。
ちなみに、前者の奈良市内の興福寺の地蔵会から波及した地蔵盆は7月の23日24日頃に行われる。
我が夫婦が、いわゆるニュータウンに引っ越してからはそういう行事がなくなり、子や孫にはそういう素朴な伝統行事のような経験をさせられなかった。
そして、こちらがリタイアして世話役でも何でもしてやるかと思った頃は、街に子どもがいなくなっていたし、コロナ禍が始まった。また、いろいろ体力が減退している。
そういう反省もあり、ささやか乍ら身内だけで地蔵盆を行った。
友人の住職には画像をLINEで送り、リモートでお祈りをして貰ったから、ありがたい行事になった。
地蔵盆は『夏休みの終了間近』を実感させる行事(日程)だったから、少しほろ苦いイメージが記憶に付いている。
そんな思い出を孫の夏ちゃんに語ると夏ちゃんの学校は25日に2学期が始まるというから、文句なしに夏休み最後の行事?をプレゼントしたことになった。
地蔵盆がもひとつメジャーになれないのは仏教や邦楽などがもつている短調というか少し陰気臭いイメージのせいだろうか。 ハロウィーンやクリスマスには馴染むのに地蔵盆は知らないということで良いのか。日本人。
返信削除おうちの地蔵盆 いいですね(^-^) 地蔵さんが なんと 可愛いこと(^_^) 夏ちゃん 凛ちゃんも お参りですね(^-^) 夏の最後のお楽しみ(^_^)
返信削除匿名さん、コメントありがとうございます。本文の最後にでもペンネームを入れていただくと嬉しいです。
返信削除私達の町会の地蔵盆も 今年 再開しました。毎年 お菓子は 子供さんに配っていますが 8 0 才 以上の 可愛い ? お爺ちゃん お婆ちゃんにも お裾分けがあります。 それも又 いいものですよ(^_^) 匿名のミリオン
返信削除ミリオンさん、「地蔵盆再開」羨ましい。
返信削除