それが証拠には、私の朝食の主食はキューカンバーサンドイッチである。
耳慣れないとお思いの方のために Wikipedia を貼っておくと・・・
🔳 イギリスでは、19世紀から20世紀の初めにかけて産業革命で農地が工場となったことにより、野菜類は輸入に頼らざるを得なくなった。
また、イギリスの気候ではもともとキュウリの栽培に適していなかったこともあり、新鮮なキュウリを口にすることが出来るのは、高価な輸入野菜を購入できるか、温室設備を持ちキュウリを栽培することができる裕福な層や、貴族層のみであった。
また、イギリスの気候ではもともとキュウリの栽培に適していなかったこともあり、新鮮なキュウリを口にすることが出来るのは、高価な輸入野菜を購入できるか、温室設備を持ちキュウリを栽培することができる裕福な層や、貴族層のみであった。
そのため、新鮮なキュウリを用いたキュウリサンドイッチ(キューカンバーサンドイッチ)を来客に振る舞うことは一種のステータスであり、同時にキュウリサンドイッチを食べることができるというのもステータスであった。
この事から、20世紀以降にキュウリが安価な食材として広く普及するようになっても、キュウリサンドイッチはイギリス人の食事としては特別なものであり、アフタヌーン・ティーなどでは欠かせない料理である。
🔳 主なレシピ
上述のように薄く切ったキュウリをバターを塗った食パンで挟むだけのシンプルなレシピである。パンは薄ければ薄いほど上品であるとされる。また、食パンの耳は切り落し白い部分のみ使用することが多い。
現在では、マスタード、サワークリームを加えたり、ミントを入れることもある。
キュウリを厚さ1mm程度の薄切りにする。輪切り、短冊切りなど特に決まりはない。伝統的なレシピではキュウリも薄ければ薄いほど上品であるとされる。
薄切りにしたキュウリに塩、胡椒を振り、キッチンペーパーなどで水気を取る。伝統的なレシピではキュウリをワインビネガーやモルトビネガーなど酢にしばらく漬けておく。
バターを塗ったパンでキュウリを挟む。
食べやすい大きさにカットする。🔳
私の材料は四葉(スーヨー)系のイボイボ胡瓜で、もちろん自家製である(今年は植え付けが遅かったし、うどん粉病などの病害もなく今現在日々収穫継続中)。
パンは石窯の5枚切り。トーストが出来たらオリーブオイルを結構たっぷり掛け(前世はイタリア人だったかも)、先の胡瓜の糠みそ浅漬けを一面に敷くかのように乗せて食す。
糠漬けは和食に限るなんて誰が言っている。
言いたいことはただ一つ、イギリス人よ、よ~く聞け。胡瓜は糠漬けに限るのだ!
追記 庭や公道の草刈りなどでへとへとになったときは、妻が冷たい麦茶と胡瓜の漬物を持ってきてくれる。水分、塩分、ミネラルいっぱいの熱中症予防薬である。
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