2022年8月6日土曜日

詠み人多数

   八月や六日九日十五日
 という有名な俳句がある。
 永六輔さんが詠み人知らずとしてラジオや新聞などで紹介したので多くの人々が知っている。
 「八月の」とか「八月は」とかも含めて「最初の詠み人は誰か」の議論があった。

 昨年の長崎原爆の日に西日本新聞が報じたところでは、1976年(昭和51年)小森白芒子(はくぼうし)という文人が初出らしいが、結論は「詠み人多数」で良いのでないかと結んでいる。
 その八月で今日は六日(むいか)である。

 世界の人々は第二次世界大戦の残酷な結末を見て大きな反省をしたと思っていたが、東大史料編纂所編の本によると、歴史は70年程経過すると修正つまりは虚偽が広がるものらしい。
 核兵器を威嚇に使ったプーチンはその筆頭だが、それを聴いて即アメリカと核の共有だ、軍事費倍増だと合唱した自民、公明、維新、国民ら改憲勢力も同罪だろう。
 日本列島の海岸線に原発を並べて、敵国中枢部先制攻撃だと叫ぶなど「気は確かか」と思う。
 感情的な情報に乗っかって理性や論理的思考を失うことの怖さを一番知っていた国民ではなかったのか。

 今日は広島原爆の日だ。
 広島の被爆者の知人が「昼間に原爆の話をした晩は必ずうなされるんじゃ」と詫びられた前夜の叫喚を忘れることができない。地獄絵図は同室の私にまで突き刺さった。
 今日は8月6日、あなたにとってのヒロシマを一言でよいから語ってほしい。

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