2022年7月29日金曜日

ミョウガの子

   わが庭に、毎年毎年元手0円で勝手に生えてきているものにミョウガとアオジゾがあり、どちらも夏の料理には重宝している。

 写真はミョウガの子。そのまま刻んで薬味にしてもよいが、私は甘酢漬けが好きで、瓶に入れて冷蔵庫に保管している。保管といっても、けっこうむしゃむしゃと食べるから、あっという間になくなる。

 祖母が存命中であった小学生の頃は「物忘れするから子どもは食べたらあかん」と言われていて、大人たちが美味しそうに食べているのがうらやましかった。その分、現在は存分に頂いている。

 スーパーでミョウガを買っていると「それはどのようにして食べるものですか」と尋ねられたことがある。きっと「食べたらあかん」の躾が繰り返されるうちに「知らない」人が増えたのかもしれない。

 夫婦の会話が「そこのあれ・・」というように固有名詞が出てこなくなった。またブログの文章の切れ味が大いに鈍ってきた。きっとこれは認知症ではなくミョウガの食べすぎのせいである。

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