2020年10月24日土曜日

木犀

   先日当尾の郷を歩いたとき、何処からともなく金木犀の強烈な香りがしてきた。わが家の金木犀は未だほんの蕾であったから、田舎の厠の強烈な芳香剤かと思った。しかし誤解かも知れない。実際は解らない。

 わが家の金木犀は毎年、新聞などで「金木犀の香りが・・」などと書かれた1週間後ぐらいに、少し遅い目に満開を迎える。

 先日までわが家も満開で、街中がムッとするほど香っていたが、一昨日からの雨で木の下にオレンジ色の絨毯を広げたように落花した。

 さて写真は金木犀の前に植わっている銀木犀で、花も香りも少し控えめだが、実はこちらの方が原種らしい。しかも四季咲きなので金木犀ほどのインパクトはない。

 大阪市廃止住民投票をめぐって維新のデマが異常にヒートアップしている。それに比べて「反対」の人びとの主張は基本的に理知的で礼儀正しく好もしい。なんとなく銀木犀の存在に似ている。

1 件のコメント:

  1. 昨日行った地区では、どこに賛成派がいるのか、と思うぐらい反応は良かった。車の中から手を振る人、窓を開け「頑張って!」と声を掛けてくれる人、自転車に乗っている人は間違いなく地元の人、公園にいるママさん達はも、というアドバイスで対話をしていくと自転車を止め「反対や」「もう投票してきた」と応えてくれた。対して我々が遭遇したグリーンのヤッケの賛成派の宣伝隊、口々に「反対派のデマに惑わされないで」「住民サービスは良くなります」と、ついにある地域では「大阪市はなくなりません」と言い出したらしい。デマ攻撃だけではなく、「大阪市を一度なくすと元には戻りません」と痛いところを突かれた指摘になりふり構わず「ウソ」をつき出した。確実に追い込んでいると思います。

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