先週はOB会の世話人会に出かけた。寄り合うのは実に7か月ぶりのことだった。春先からこっち実務はリモートと書面会議で最低限の仕事を些か味気なく処理してきた。お互いにうつされるのもかなわないが、うつしたという加害者になるのがもっと嫌だという意見が多く、会場も天神橋近くの広い会場を確保した。
それらの気持ちはよく判るが、その気持ちにそうだそうだと言っていただけでは下手をすると際限なく後ろ向きの議論になる可能性もある。そんなもので私は少しギアを入れ替えたくて、会場に向かう前に大阪の大川端を考えながら歩いて行った。その気持ちとは・・、前回も会議後の恒例の懇親会は中止したから、ここは一発3密を避けた上で軽く懇親会をしてから帰ろうと皆に勧めたかったからである。実際、私が言うまでは「今回も懇親会抜きで帰ろう」という気分がなんとなく主流だった。
そんなもので、皆も話に乗ってくれて、八軒屋浜のオープンカフェで生ビールで乾杯をした。ただ5時まではカフェのため肴(あて)らしいものがなく、全員カレーパンでビールを飲んだ。私個人はカレーパンで一杯飲むのも悪くないし皆も面白がって賛成してくれた。
川風にふかれて震えていた者もいたが、少しはギアチェンジがなったと思っている。会報発行のエンジンを入れなおして、来春は今春の花見のリベンジだ。・・・と、ビールの力を借りて五十肩のこぶしを振り上げた。
昨晩、「ニュース23」で有名なデザイナー川久保玲さん(コムデギャルソン)の単独インタビューがあり(これまでほとんどマスコミには出なかったらしい)今のコロナ禍の社会への思いを訊ねられ「制限だとか出来ないことが多くなるとその状態に慣れたりとか『それでいいかな』と『しょうがないや』と思うことは危険ですよね、かえってそこをチャンスとして強く前に行くパワーにしないとこの悪い状態をしょげててもしょうがないですよね」と語っていた。
返信削除御年78歳だそうだがパワーのあるファツションリーダーの言葉だった。
科学に対して不遜であってはいけませんが、精神は常にその条件の下であっても何かしてやろうということを忘れてはいけないと思います。テレビでいうと、昨夜のガイヤの夜明けは台湾のコロナ対策紹介でしっかりした内容でした。
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