数か月ぶりに不要不急の外出をした。といってもクルマで30分もかからない南山城は加茂の当尾(とうの)の花の寺として有名な岩船寺(がんせんじ)で、密を避けて朝一番に出かけた。
三重塔を背後に抱いた紫陽花は美しく、ウグイスやホトトギスの声をBGMに本堂でお坊さんから丁寧な説明もいただいた。
豪華な紫陽花は見飽きたというと紫陽花に失礼だが、原種のような可憐な花が印象深かった。
池にせり出した紫陽花には多くのモリアオガエルの泡卵が付いていた。そして親蛙も静かに次の雨を待っているかのようだった。
岩船寺は、三重塔の垂木を支える組物の隅鬼(すみおに)=(天邪鬼)も有名で、重要文化財となっている。
そのキーホルダーが「魔除けのお守り」になっていたから、コロナ除けのため孫の玩具としていただいてきた。
右の写真を通じて皆さま方にもコロナ除けのご利益がありますように。(合掌)
当尾(とうのう)の紫陽花古刹の天邪鬼
写真の紫陽花は「しちだんか」(七段花)だと思います。幻のアジサイといわれていた花で十数年前に万博記念公園で移植に成功したとして報道され観に行きました。
返信削除ご教示ありがとうございます。七段花ですか。ボリュームいっぱいのアジサイ園の中ではかえって魅かれます。
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