2020年6月5日金曜日

都市鳥

 環境も確かに変わった。
 数十年前には奈良公園でサンコウチョウやオオルリも見たが、私の足が遠のいた所為もあるがここ数年は出会っていない。
 本を読むとさらに以前にはアカショウビンもいたらしい。

   わが家周辺では、2011年東日本大震災の年にイソヒヨドリを初めて見た。
 知らないものだから「ツグミ類のアカハラに違いない」と私は誤解した。写真1のとおり私が誤解したのも理解していただけるものと思う。

 名前のとおり磯のヒヨドリ(ほんとうはヒヨドリではない)であったが都市に進出して来て、今では「都市鳥」中に堂々たる位置を占めている。
 わが庭で言っても、鳴声でいえば圧倒的な主人公になっている。早朝から夜間まで鳴いている。4羽ぐらいが追いかけっこをしたりもしている。
 
   写真2は後ろ向きなので解り難いが右の餌を咥えているのが♀だと思う。とすると、一番わかりやすい解釈は左の♂から右の♀へのプレゼント(給餌行為)直後だと思われる。
 (あるいは屋根の向こう側に♀がいて、これは♂どおしの喧嘩?右の♂の咥えている餌を左の♂が横取りしようと狙っている?) 

   「環境も変わったなあ」「時代も変化したなあ」などと夫婦で話した。
 (3枚の写真は別々の日に撮ったもの)


2 件のコメント:

  1.  近くのイオンタウンの駐車場の上空には今年も「ケリ」がけたたましく鳴いて舞っています。本来水辺に棲む鳥だそうですがイオンタウンの屋上は緑化しているそうで営巣しているのかもしれません。

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  2.  通常は田圃の畔あたりに巣を作っています。その巣から結構離れた場所でもけたたましく鳴きながら旋回したりしています。緑化された屋上に巣を作っていたら面白い話です。観察結果を追報告していただけるとありがたいです。

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