2020年6月26日金曜日

大鳶刺亀

   近くの草むらに名前の知らない昆虫を見つけた。
 ゾウムシ、ゴミムシ、カミキリムシなどの仲間だろうか。
 ところがその種の甲虫類の中を探してみても解らない。そして見つけた名前は、大鳶刺亀(オオトビサシガメ)。大きな鳶のような刺す亀虫。なんともおどろおどろしい名前だ。
 カメムシ目だが肉食で刺されるとアシナガバチと甲乙つけがたい程痛いらしい。
 姿は肉食昆虫らしく精悍だ。
 で、そっと写真を撮ってお別れをした。

   別の日、次の昆虫を見つけた。これは10ミリほどの小さな奴で結構ユニークなフォルムだ。
 上のサシガメに似ているようで似ていない。図鑑とネットで色々調べてみたがピタッと合う写真が見つからない。
 どなたか、この昆虫の名前を教えてください。
 ベースの葉っぱはヌスビトハギです。

 蝶や蜻蛉や黄金虫や有名な昆虫は何となく名前にたどり着くが、世界の昆虫は知られているだけで百万種を超えるというから、たどり着けなくても当然といえば当然だ。昆虫すごいぜ。
 写真は一瞬。名前調べは一日懸けても判らない。

   半ズボン虫撮る己だけが生き残る(養老孟司・池田清彦・奥本大三郎著『虫捕る子だけが生き残る』小学館101新書というのがある)

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