猫を10匹近く飼っているK2さんからメールをいただいた。
この夏に『あさご芸術の森美術館』の『はしもとみお氏の木彫りの動物たち』を見てきたらしい。
はるかに木彫りの水準を超えた作品に驚いたが、実は観覧中にNHKのインタビューを受けてそれが放送されたそうだ。
5分近く語った内容が十数秒にまとめられて?放送されたらしい。
それでも、語った本意とそう違わなかったらしいから、これはこれで楽しい思い出だろうが、結局、放送にはある種のシナリオがあって、それを修飾する『絵』を撮っているのだろう。
私が古墳の現地説明会でインタビューを受けたときもそんな風だった。
彫刻や古墳の場合はそれでもいいが、選挙時などはやたらに「誰がなっても一緒と違うん」というような「街の声」を繰り返し、選挙が終われば「低投票率が問題だ」的にお説教するのはいただけない。
そういうマスメディアが日本の政権の腐敗には全く触れもせず、隣国の悪口ばかりを繰り返している。
マスコミ論調を信じるというのは自ら「教養を欠いている」と言っているようなものではないだろうか。
それらに飲み込まれないためには、権力に媚びず無縁な赤旗などを読むことが重要だが、同時に心あるリベラリストはミニコミやSNSでもっともっと思いを発信することが大切だと思う。
戦後最悪の独裁政権、三権分立も無視、司法もマスメディアもジャックされているなかでの戦い方はたいへんです。FBの活用方法も判らずイライラしています。
返信削除ケンタさん、スマホの操作は私も苦手です。焦らず一歩一歩マスターしてまいりましょう。
返信削除木彫り作品展を訪ねたすぐ後、「表現の不自由展、その後」が中止されました。その時、「木彫り展」も戦時中のように、時が時なら、「こんな軟弱なもの…」と中止を余儀なくされたかもしれないなあ、と思ったのですが、ちょっと待てよ!そうなった時は「時すでに遅し」、過去の二の舞ではないか、と思い直しました。なかなか実践が伴いませんが、「発信」を意識したと思います。
返信削除猫持さん、コメントありがとうございます。
返信削除現職の頃、大量の業務を遅滞させながら大論文のような復命書を書く人がいましたが、やはり、一定量はこなす必要があります。
「発信」を大論文にしないことが「発信」の壺のように思います。期待しています。