こんなことを菜園自慢などというと叱られそうだが、いま我が菜園で一番元気なのはツルムラサキだ。
これは、まったく何もせずに昨年のこぼれ種から勝手に自生してきたもので、一部の苗は知人にあげて、その他は夏野菜の邪魔にならないように抜いて捨てたものだ。残った2~3株が元気に茂っている。
ツルムラサキは、モロヘイヤみたいなネバネバ野菜で、栄養価はホウレンソウ以上の優良児である。
少々癖があるがそれが味わいだし、「いや、どうも」というならば炒め物にすれば癖もなく万人向けになる。
摘んでも摘んでも「えっ、どこを摘んだの」というほど元気がよく、2株もあれば長谷やんファミリーには十分だ。
「冷蔵庫が空みたいやからツルムラサキでも炒めておくか」と言って、冷凍室の非常食である馬刺しと冷蔵室の黒ニンニクとその他少々で夕食にしたが、夏バテが逃げていったような気がする。
美味しくてお酒も進んだせいか、洗い物のときに気に入っていた写真の鉢を割ってしまった。
みんなツルムラサキのせいである。
みな美味し馬肥ゆる秋の怖ろしさ
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