2024年5月10日金曜日

ノダフジは右巻き左巻き

   先月、野田ふじ巡りの遠足に行ったことは以前に書いたが、その日、ガイド担当のUさんが立派なテキストを作ってきてくれて、その中で「牧野富太郎は、蔓(つる)が右巻きを「ノダフジ」、左巻きを「ヤマフジ」と決めた」と教えてくれた。
 
 ところが私は、折角の機会にそれを実際に確かめもせずに帰ってきて、後日Uさんと語らうと、牧野説の右巻き、左巻きの言葉の定義には多くの異論があり、最新の文部省の説では左右が反対になっているとのことであった。

 そんなことで、わが家の朝顔(西洋朝顔)を確かめてみた。それは写真のとおり、私の見た正面では左から右に伸び、支柱に対しては左に回り込み、根のほうから見れば時計回り(右巻き)で螺旋状に伸びていき、それを上から見れば反時計回り(左巻き)にも見える。この場合、問題はどこから(視点)見るかであろう。
 そして私は「朝顔は左巻き」と昔から信じていたが・・・。
 同時に、普通のネジは起点(頭)から見て右回りで進むから右巻き、「人は右」の交通ルールも起点から進行方向に向かって右、河川も源流から向かって右岸、左岸、・・で、ならば、これは右巻きではないか。(昔は「朝顔は上から見て左巻き」だった)

 ただ、北半球の台風の風は見えない上空から見たとして左巻き、さらには運動場(トラック)は見ていて左から右に走るのが左回り、・・・え~い、日本語、しっかりせい。これは植物学の問題ではなく国語の問題らしい。

 結論的には、写真の朝顔は、私の正面でいえば左から右へ右肩上がりで成長しているから、普通のネジが下から上へと進むのと同じで答は「右巻き」。あえて言えば「左回り(トラックを想起)の右巻き」だろう。重ねて言うと朝顔は「右巻き」。

 それでいうと牧野説は答が反対になっているからノダフジは「左巻き」となるが、遠足では昼食の準備のことなどを考えて勉強もせず未確認のまま帰ってきた。後で気がつくナントカである。Uさん、これで許してください。

2024年5月9日木曜日

地方自治法改定案

   岸田内閣は、感染症対策や大規模災害対応などを理由として、国が自治体に「必要な指示」ができるよう、地方自治法の一部改定を狙っている。
 
 それを知って私は先ず、コロナ当初の騒動を思い出した。連日テレビが「医療崩壊が起こるから37.5度以上の発熱が4日以上続くまでは医院に行くな」とアナウンスしていたことである。
 そういう報道の結果、重症になった人、自宅で亡くなった人が出てくると、日本医師会釜萢副会長がテレビ番組で「4日も続けば医院に行けという趣旨であって4日以内は行くなとは言っていない」と説明した。
 あの当時のテレビの世論へのリードを客観的に見ると、釜萢氏の発言は事実に反する。もっと言えば自分たちがリードしてきた結果責任を避けるために、言い換え、さらにいえば嘘を言っていると私は感じた。
 もしテレビ局がミスリードしていたというならば、テレビにいくらでも登場可能な専門家として、後に語ったようなことを種々の方法でそれ以前に指摘すべきであった。
 感染症を持ち出しての地方自治法改定の話は、以上の私の記憶からも「非常に胡散臭い」と感じている。

 そもそもの2020年2月のダイヤモンド・プリンセス号にしても、自治労連が編集した「証言」によると、2月4日午後10時ごろ厚労省から自治体へ「陽性患者10名をこれから搬送をお願いしたい」とあり、職員が残業で対応している11時ごろ「下船のリスクが高いことから搬送中止」と連絡があり、職員がいったん帰宅すると、一転して「5日早朝に下船させるので入院先を調整依頼」との連絡があり、職員は一睡もできないまま午前5時に県庁に集合して対応にあたった。
 その結果、横浜市や神奈川県の要請を受けて各自治体も受け入れ、もちろん、対応を拒否した自治体も全くなかった。

 総務省の強い人員削減の指示でマンパワーが不足していた自治体は、多くの情報不足の下でも懸命に仕事をしてきたわけで、反対に方針そのものが迷走していたのは国である。
 その国が、感染症対策には自治体に強い指示(地方自治法改定)というのは全く正反対で、先に私が感想を述べた釜萢発言の再放送を見る思いでいる。
 結局「敵は本能寺」で、沖縄県の辺野古基地問題のような地方自治を強権で押しつぶしたいのだろうから、この地方自治法改定は許してはならないものだろう。
 ※ 余談ながらネットを見ると、日本医師連盟は釜萢氏を次の参院選に擁立し、自民党に公認申請したそうだ。(この記事は、赤旗の『ゆがめられた立法事実』を参考にした)

2024年5月8日水曜日

わが家は雑木林

   友人のUさんから時々LINEで写真が送られてくる。
 行動派のUさんらしく、近畿一円の野山の花やキノコなどの美しい写真が多く、出不精の私は羨ましく感心して眺めている。そこで、今日は私から1頭の蝶の写真をお返しに掲載する。

 5月6日、珍しいタテハチョウを見つけたのでスマホでパチリとしたもの。名前が解らないので子供用の図鑑を引っ張り出した。
 答はサトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)。図鑑の説明では、① 都会では見られない ② ササ、タケの多い雑木林でよく見られる ③ 早朝と夕方によく飛ぶ ④ 花の密は吸わず樹木の樹液を吸う ⑤ 樹木の太い幹に羽根を立ててとまる とあった。・・説明文に全く疑問はない。
 ただそれだけで、知らなかった蝶の名前が一つ増えただけの話でおしまい。

告朔の餼羊

   先輩のスノウさんから教わったことを書くと。・・孔子先生は次のようにおっしゃった。「子貢(しこう)、告朔(こくさく)の餼羊(きよう)を去らんと欲す。子曰く、賜(し)や、爾(なんじ)は其の羊を愛(おし)む。我はその礼を愛む」と。

 これを高橋源一郎訳から摘むと、・・「神様とか祭りとか祈りというのは・・峻厳(しゅんげん)なもので、そのことを理解するためにどうしても犠牲を必要とする。そのことを含めて礼というのだから、私(孔子)はそういう礼の考え方をとても大切に思う」。

 さて、これはきっと正解なのだろうが、どうも現代の課題についてはしっくりこない。
 なので曲解といわれるかも知れないが、これを私(長谷やん)は、「古くから伝えられている行事などは、害が明らかでない限り、できるだけ大切にしよう」と理解している。

   ということから、5月5日の端午の節句では、菖蒲湯からあがる際に菖蒲を1本抜いて鉢巻きをして邪気を払うのがわが家の慣わしである。
 これは商業主義(金儲け)や権力におもねる行事とは思えない。
 もちろん、邪気などというのは科学的ではないが、反対に、歴史を学び理解するためには「慣わし」など年中行事を、現代の常識でばっさり斬って捨ててしまったのではその神髄に迫ることができないとも考える。
 なので私は、菖蒲の鉢巻きをして歴史に思いをはせるのである。

2024年5月7日火曜日

どこか懐かしい

   『物語 江南の歴史』を読み終えた。「江」は「長江・揚子江」。
 
 中国の歴史というと北の中原を巡る攻防が多く、どちらかというと、さらに北や西の遊牧民族と漢民族の対立、あるいは遊牧民族が中原に覇を制して後自身が漢民族化していく歴史が多かったが、・・それはそれで面白かったが、・・今回、もうひとつ主流になり切れなかった江南の歴史も読んでみて面白かった。

 日本列島だって北から南までそれぞれ独特の文化があるが、中国のそれはやはり桁が違う。中国に限らず、それが大陸の国家なのだろう。

 個人の感想だが、中国の政治は北方、文化は南方。「南船北馬」は旅の話では終わらない。
 その南方、江南は日本と同じモンスーン気候の色合いが強いせいか、私にはどこか懐かしい香りがした。

 これまで、少しユーラシア大陸に注目して本を読んだりしてきたが、この読後、少しバランスを正しく振り戻せた感じがした。

2024年5月6日月曜日

5月5日は敬老の日

    2日前に孫の夏ちゃんから「5日にBBQをしてほしい」と注文が入った。
 そのため4日に、近所で評判の精肉店に出かけた。
 連休の中間でもあるからそれほど混んではいないだろうと朝一で出かけたが、BBQ用の精肉を求めるご同輩たちで既に40分待ちという状況だった。
 昔はどういう訳か「BBQは夏」というような雰囲気があって5月の連休にBBQをするのは少数派だったが・・・・・。時代は正しく変化している。

 それからは、半年間ほどほったらかしにしていたBBQテーブルのメンテナンスなどもして、夏ちゃんの期待を裏切らないレベルのBBQ大会と相成った。
 写真の中のカンテキ(七輪)に乗っているのは鞘ごとのソラマメ。これも大好評。

 ということで、5月5日は楽しい敬老の日となった。

2024年5月5日日曜日

雛を拾わないで

 5月5日は立夏。10日からは愛鳥週間で、季節の話題。   
 カラスの子育て中は気をつけろと言われるが、昔、東京に出張したときに、繁華な飯田橋の交差点でカラスが低空飛行をしてきて威嚇されたことがある。近くの電柱に巣を作っていたのに、私が巣に向かう感じで陸橋を登っていたからで、ここのカラスはテレビのニュースにもなった。 

 さて、5月4日は家の近くで朝からカラスが異常にガーガー騒いでいたが気にも留めずに買い物に出かけた。そして帰ってくると、隣家の玄関先に小振りのカラスがいて、アレッと見ると電線に2羽のカラスが異常に騒いでいた。
 ああ、十分飛べない雛にこちらに飛び立つよう促しているのだなと思ったが、見ると親ガラスは明らかに私に向かっていた。
 異常にガーガー鳴くと同時に、電線を、これも異常にドラミングして音を立てて、さらには何回か私の頭上を騒ぎながら旋回し、さらにさらに、私が移動すると追いかけるようにやってきた。
 明らかに、雛に手を出すな! 変なことをすると許さないぞ! と私を威嚇している。カラス天狗の面容だ。あのクチバシで突かれたら大怪我まちがいない。

 私は、怖いからというよりも、愛鳥週間(バードウイーク5/10~5/16)の頃は雛が巣から落ちることがあり、その場合、「雛は拾わないで!」が鉄則だから、私は素知らぬ顔で移動した。
 その内に、大騒ぎの声は他所へ移ったから、雛は少しずつ移動したようだ。

 ヒッチコックの映画「鳥」でもない、たった1羽のカラスの雛騒ぎだが、子を思う母というか、カラスも人間に対して面と向かってくるのはけっこう恐ろしい。
 重ねて言うがこれからバードウイーク前後、「雛は拾わないで!」が正しいらしい。
 万が一拾ってしまうと人間の匂いがついて親鳥は子育てを止めるという。
 「猫に食われたらどうする」という反論もあるかもしれないが、「それも自然だ」というのが野鳥の会などの見解である。 

2024年5月4日土曜日

晴れた5月ながら

   5月3日の朝に、退職者会のパーティー会場に電話をして「設備の確認に寄せてもらいたい」と少々強引にアポをとって大阪市内の会館に出かけて会場に行ってみたが、私の大ポカで、宴会場ではない会議室の方のアポだった。宴会場は全部クローズのため誰もおらず、フロントでは開錠も不可能だった。
 自分のミスでもあったから、精神的にドッと疲れが出た。
 もちろん、私の確認したい設備のことはフロントでは何もわからなかった。・・・で、ココロの疲労回復のため外で小ジョッキを一杯服用した。

 午後からは「総がかり」の憲法集会とパレードに参加した。
 こちらの方はメーデーの悪天候とは打って変わっての快晴で、途中で眼がハレーションをおこして(近頃はしばしばこういうことがある)クラクラして日陰に一時避難したが、パレード(デモ行進)も最後まで完歩した。
 写真の『ポスター』は、地下鉄扇町の後方から会場に来た人には全く配付されなかった。私の周囲でも持っていない人が多数いた。もしかしたら、主催者の見込んでいた人数よりも多数の参加者があったということ? もしそうなら嬉しいことだが。
 集会とパレードは、精神にはダメージはなかったが、体の方は疲労困憊。ヨタヨタとわが家に辿り着いた。

 疲労困憊の自分自身を褒めてやりたいと、唯一の「成果」を確認すべく体重計に乗ってみたが、kg単位でいえば全く減量にもなっておらず、再び精神的疲労が湧いてきたので、柏餅をほおばった。24年5月3日。ふ~。

2024年5月3日金曜日

今春も七十五日

   4月30日に我々ファミリーは七十五日寿命が伸びた。「初物七十五日」は真理だと信じている。
 だから、常々旬の初物を大事にしている我々は、もう不老不死に近づいている。

 さて、孫の凜ちゃんに「ご飯は何が好き?」と尋ねると「豆ごはん」と返ってくるので『ウスイエンドウ』は家庭菜園で育て甲斐がある。 
   ほんとうはもう少し待って実らせた方が良いのだが、待ちきれずに一部収穫して、お初の「豆ごはん」を炊いたのが4月30日。もちろん、凜ちゃんが「ボーノー!」と言ったことはいうまでもない。

 このウスイエンドウ、元々は羽曳野市のウスイ地区が原産で、現在の主たる産地は和歌山県であり、東京では馴染みが薄いらしい。
 だから見た目から「グリーンピースの炊き込み」みたいに誤解されていて、こういう「豆ごはん」は美味しい料理として知られていないという。
 こんな美味しいものを不思議なものだが、全国に認知されると値上がりしたりするから、こっそり関西だけで楽しんでおきたい。

 サンマもこっそり日本人だけで楽しんでおけばよかったものを・・というのは穿ちすぎか?

 (話は逸れるが、「サンマが美味しいということを海外にまで知れ渡るようにアナウンスしすぎたから中国や韓国が大量に捕獲して日本の漁獲量が激減した」という上記の私の文章はほんとうのジョークである。そして、こういう風にマイナスイメージの話に「穿ちすぎ」と例えるのは国語の「誤用」で、穿つというのは、深い観点から本質を言い表すという風にプラスイメージで使用すべきだという正しい指摘がある。一方、言葉も日々生きていて、こういう「誤用」が今や「正解」にもなりつつもあるという指摘もあるのがおもしろい。・・これは日本語のはなし) 

2024年5月2日木曜日

5月3日というと

   1946年11月3日に公布された日本国憲法が施行されたのが1947年5月3日。この5月3日は日本国憲法の喜寿のお祝いの日だが主人公は近年満身創痍の感がある。
 それらについては多くの人々が語るだろうから、今年私は少し角度を変えて「赤報隊事件」について書く。
 書くと言っても微妙な問題でもあるので、小林よしのり、有田芳生 共著『統一協会問題の闇』(扶桑社新書)第3章 教団の武装化路線と権力中枢への侵略 で有田氏が語られている(と記述されている)ことの紹介(つまり引用)である。よって、後は各自で考えていただきたい。

 🔳 今から37年前の1987年5月3日憲法記念日の夜、朝日新聞阪神支局が襲われ、小尻記者が散弾銃で殺害され、犬飼記者が重傷を負った。
 5月6日、共同通信と時事通信に「赤報隊一同」と名乗る犯行声明が届き、1月に朝日新聞東京本社を銃撃したことを明らかにするとともに、「すべての朝日社員に死刑を言いわたす」「反日分子には極刑あるのみである」と宣告した。
 9月24日には朝日新聞名古屋本社の単身者寮が散弾銃で銃撃され、「反日朝日は50年前にかえれ」と記されていた。
 その後も、朝日新聞静岡支局に爆発物を仕掛けるなど、赤報隊事件は1990年まで続いたが、犯人は検挙されず2003年までに一連のすべての事件の公訴時効が成立した。
 
 犯行声明に着目した警察は、犯人を右翼、あるいは新右翼と見て捜査していたが、実は同時に別の「線」も見ていた。それが統一協会と国際勝共連合だった。

 1987年当時、朝日新聞や朝日ジャーナルは霊感商法を追及するキャンペーンを張り、教団側は朝日新聞を批判する大量のビラを駅前で撒いたり、すでに戦争状態に突入していた。

 阪神支局が襲撃された3日後の5月6日午前、朝日新聞東京本社に散弾銃の使用済みの薬莢2個と脅迫状が同封された封筒が届き、脅迫状には「とういつきょうかいの わるくちをいうやつは みなごろしだ」と書かれていた。
 同封されていた薬莢は阪神支局銃撃で使われたものと同じレミントン社製で、口径も散弾の大きさも同じものだった。実際の犯行に使用された銃弾は米国製で、脅迫状に同封されていたのは日本国内でライセンス生産されたものだった。

 重要なことは、銃撃に使用されたものがレミントン社製と報道されるより前にこの脅迫状は投函されていた。また消印は統一協会本部のある場所である渋谷局だった。

 有田氏が持っている警視庁公安部の赤報隊事件の捜査資料には、統一教会の信者52人の名簿があり、本籍、現住所、勤務先などが記載され、何人かには、「勝共」「非合法」「軍事組織」と書いてあった。
 さらには、「元自衛隊員」「統一協会軍事組織」とか、「統一協会軍事組織所属」「山の中で射撃訓練」とまで書いてあった。

 有田氏は、彼らは輸入された空気散弾銃を所持しているか、禁輸後も輸入され続けた単発の空気銃を所持しているのではないかと睨んでいる。🔳

 別のページの空気銃については以下の記述がある。

 🔳 実は、統一協会(韓国?)はオウム真理教と同じように「武器」を製造していた。
 「統一グループ」のなかに「鋭和散弾銃」という製造部門を持ち、後に「統一重工業」に社名を変えた。さらに1968年にはこの会社の製造した「鋭和BBB(ビースリー)」という空気散弾銃を、日本の勝共連合と密接な関係にある「幸世物産」が2500丁輸入していた。🔳

 この件での後藤田正晴警察庁長官の国会答弁(国会議事録)

 🔳 幸世物産と勝共連合というのは極めて密接な関係がございます。・・2500丁の空気散弾銃が輸入をせられた。・・・問題は、こういう銃砲刀剣類所持等取締法の対象になる銃砲というものは、狩猟の用具にするとか、・・競技の用とか、それぞれ目的が決まっているわけですね。その目的に照らしてこの空気銃が果たして適正なものかという点に私どもは疑問を抱いたわけでございます。・・・したがって、第2回目以降は輸入を禁止するということで処置をしたわけでございます。
 ところが今度は、輸入業者のほうは、猟具で駄目なら、それじゃ競技用でどうだ、こういうことを私のほうに言ってきた。・・しかし空気散弾銃の競技というものはどこにもないじゃないかということで、・・この空気散弾銃を認める意思はございません。🔳

 有田氏 🔳 ところが今度は、統一協会の銃器メーカー「鋭和散弾銃」は、単発の空気銃を製造し、名前を「鋭和BBB」から「鋭和3B」に変えて、1970年から1975年にかけて1万5700丁輸入された。幸世物産は統一産業に名前を変えていた。

 これは、一般的な空気銃の3倍以上の威力(殺傷能力)があり、・・全国に直営店をつくり、信者向けに販売されていた。🔳

 本日の記事はこれで終る。
 ニュースが「大量消費」される時代だが、忘れてはならないこと、現在に通じている事柄はいろいろある。
 裏金問題などで統一協会問題が薄れていくようだが、根っこは濃厚に繋がっているように思う。

2024年5月1日水曜日

日曜日の朝

   才能なしの私自身はどうしても理屈っぽい散文になってしまうのだが、まずは4月28日(日曜日)の朝日歌壇でう~んと唸った2首を紹介

 一つ目は永田和宏選・馬場あき子選

 「お」と打てば「お世話になっております」と出てくるあわれ職場パソコン(西条市)村上敏之

 二つ目は高野公彦選

 新人は三月(みつき)経(た)たずに腰痛め急募途切れぬ介護の現場(酒田市)朝岡剛

 次いで同じ日の朝日俳壇で気分が良くなった1句

 大串章選

 山寺に酒豪姉妹や山笑ふ(戸田市)蜂巣厚子

 こういうのを見つけると1週間が嬉しくなる。皆さんの感受性に乾杯!

2024年4月30日火曜日

己が勉強不足に凹む

   先日、同じ沿線で現職当時「帰りに一杯」組だった何人かで飲み会をおこなった。 
 もちろん酒席であるからとりとめない話が多かったが、その内に、「戦争のない社会は理想論でしかないのだろうか」「人類は核兵器を使用して破滅するのか」「やはり軍事力増強しか手はないのか」というような話になった。

 酒席とは言え話は大真面目で、先の見えない昨今の世界に誰もがいささか悲観的になっていた。そしてその気分は、多かれ少なかれ私の気分でもあった。

   そこで、実はASEANがいま注目されていること、 インドネシアやベトナムも中国と一触即発の危険と隣り合わせでも軍事対決は避けていること、 軍事対決ではなく話し合いで解決するという外交を年に1500回という話し合いで進めていること などを私は語り、みんなも一定程度頷いてはくれたのだが、「うん、胸にすっきり落ちた」という顔にはなっていなかった。

 酒席とはいえ、そういうムードに、なによりも私自身の勉強不足に私の気分は少しだけ凹んだ。
 私自身が「台湾有事はあるか」との問いに、「それは米中の世界戦争になるからそんなのありえない」と言い切れず(言葉ではそう言ったが)、「習近平なら有り得るかも」と腹の底で躊躇していたせいかもしれない。

 この辺りを乗り越えないと、自民党が自滅しても半自民党政権になるだけだろうから、大いに「対話力」を高めなければと反省した夕べであった。
 多くの事実を組み立てて理屈を進めなければ、見解の相違に終わってしまう。

2024年4月29日月曜日

プラカードコンクールについて

   昨日は「OB,OGもメーデーに参加しよう」という趣旨のことを書いたが・・・、
 今年はきっとそんなことはないと信じたいが、去年までの大阪労連(扇町公園)のメーデーについて一言述べさせていただきたい。プラカード(デコレーション)コンクールのことである。

 私の知る限り例年、プラカードコンクールの入賞チームは紹介されて、メーデー参加者の前方をお披露目(横断)されている。そこは参加者と同じフラットだから、見える人は前方のごく少数で圧倒的な参加者には見えない。

 どうして、壇上をいったん後退させて入賞チームを壇上でお披露目(横断)させないのかと私は不思議に思う。
 そういう議論がどうしてなされないのか、それは私の理解を超える。

 結論が賛成でも反対でもよいが、そういう意見が俎上に反映されないのなら、ちょっとローカルセンターと各単産、単組として如何なものだろうか。
 何の説明もなく今年も下を横断させるなら、私は哀しい。そんな労働運動を引継いできたつもりはない。

 酒席で「私もそう思う」と語るだけでは不十分、まともな平場で談論風発できるローカルセンターであってほしい。

2024年4月28日日曜日

今年もメーデー

   春の日の雑感だが、・・アメリカという国はごった煮のようでおもしろい。「もしトラ」という言葉が現実味をもって語られる一方、バイデン大統領がトヨタ、テスラ、アマゾン等々の労働組合結成や自動車労組のストライキを支持したり、上院予算委員長に社会主義者を自称するバーニー・サンダース議員が就いている(現在もそうであるかは未確認)など、独立宣言に源を発する一定の民主主義には目を見張るものがある。

 そして、私の若い頃はその国で公然たる人種差別が横行していたが、公民権運動以降、例えばオバマ大統領が出現するまで変化してきて、現在は国連大使をはじめ黒人の指導者も全く珍しくない。

 翻って、敗戦後昭和憲法の下でアメリカに先んじるかのように民主主義を追求して同じ時代を歩んできた日本は、昨今は『虎に翼』が現代劇かと錯覚しそうなほどの停滞を見せ、2023国際ジェンダーギャップ指数125位というのは世界の最低水準で、そのことを「支えている」かのように労働組合組織率は1948年には55.8%であったものが今では16.5%と低下している。しかも多くの御用組合を参入してもさえの数字である。

 とすると、かつて労働組合員であったOB、OG達も、「近頃の若いものは」などと傍観しているときではないのではないか。労働組合は民主主義にとってなくてはならない「学校」でもある。
 今年のメーデーの天気予報は雨らしいが、気圧通を押してやはり出かけることにしよう大阪労連の扇町公園。

2024年4月27日土曜日

リベンジ藤の花

   以前に書いたとおり、福島区役所の「4月中旬が見頃」との助言を信じて、4月16日に「野田ふじ巡り」の遠足に行ったが、結果は満開には少々早すぎた。
 となると誰もが消化不良のようで、その後「どこそこの藤はきれいでした」というような写真がLINEでいくつも送られてきた。
 そういう気分は私も同じで、そこで、キビタキの声を聞くのを兼ねて、例年どおり春日大社に行ってリベンジ(雪辱)を果たしてきた。

 春日大社は藤原氏の氏神で社紋は「下り藤」。
 境内の「砂ずりの藤」は鎌倉時代の『春日権現記』に記載があるから樹齢は800年程度と言われている。


 また、藤棚以外に、森のあちこちにも野生の藤が天をめざしているのも趣きがある。

2024年4月26日金曜日

京阪奈にミサイル基地

   念のためにネットで「戦争ゲーム」というように検索すると驚くほどの数のゲームが出てくる。
 エエカッコ言う訳ではないが私は興味がないので中身は知らないが、一種スポーツの勝ち負け感覚で遊べるのだろう。間違ってもゲームを通じて人権侵害を反省させられたり、詰まるところ他人を殺した罪悪感に悩むことはないだろうと想像する。

 だいぶ以前にテレビで見て考えさせられたのは、いま焦点のイスラエルのミサイルの司令部のようなところであった。
 私の経験でいえば、航空管制官の仕事場のようで、きっとパソコン喫茶などもそんなのではないかと思うが、そこでは、訓練だったかどうかは忘れたが、女性兵士たちが、ただただ大きなモニター画面を見つめていて、標的マークが標的を捉えた瞬間ボタンを押すとミサイルなどの弾頭が標的を爆殺するものだった。

 私は、この兵士たちには人を殺した罪悪感が生じないだろうなあと気が重くなった。そういう時代になった。ドローン攻撃しかり。しかし、その戦場では普通の住民も含めて人々が死んでいっている。

 そういう時代に「敵基地先制攻撃」だとか「台湾有事」などという物騒な話をして、基地や装備を拡充していっているのがこの国だ。

 俗に京阪奈と呼ばれる京都府の南部の精華町には祝園(ほうその)弾薬庫という基地がある。
 岸田内閣は先に述べたようなキャッチフレーズで超射程ミサイルを保管・運用する大型弾薬庫を拡充することを決定し、2024年度予算では全国の建設費222億円のうち102億円を祝園弾薬庫に投じて大型火薬庫8棟などの拡充を決定した。単なる倉庫だと考えるのは甘すぎる。緊急事態となればここから即発射するのは当然だ。

 そこで先に語った話だが、先制攻撃に対応するなら更にその先の先制攻撃だと他国が考えるだろうと想像するのが当然だ。そしてその他国の司令部もまた先のテレビで私が見たように、そこのモニターには弾薬庫兼ミサイル発射場が映っているだけで、周辺の住民の生活などが反映されることはない。

 基地の周辺には国立国会図書館を含むけいはんな学術研究都市の研究所群とニュータウンが広がっている。そこは大阪にも古都奈良にも隣接している。

 そういう下で岸田首相は「70年来の安全保障政策を根底からくつがえした」(駐日米大使)、「米軍の統合防空ミサイル防衛(IAMD)方針とシームレスに統合する」(米基本方針)といわれる約束をアメリカに誓ってきた。
 アメリカが戦争を始めたら自動的にそれに組み込まれるわけである。
 戦争は気がついた時にはすぐ先に立っているのだ。

2024年4月25日木曜日

日本語は異端児?

   奈良の中心街はインバウンドで賑わっているが、中国人と思われる観光客がラーメン店にたくさん並んでいることは珍しくない。
 過日はテレビの COOL JAPAN の「日本の焼肉」で、韓国の女性が「韓国の焼肉とは大変異なっている」と語ったのにも、鶴橋の焼肉を愛してきた身としては大いに驚いた。

 文化の基礎をなす文字は漢字で、それを百済から学んだ国が、換骨奪胎とまでは言わないけれど、(日本語の)語順は変えず、訓読を発展させ、漢字仮名交じり文を基本として日々暮らしている国の面目躍如といったところだろう。

 この複雑極まりない言語を操って暮らしてきた先人たちによって日本文化の骨格が形成されてきたと思うと、どこか誇らしく思えるが、テレビから流れてくるニュースは表層的だし、お笑いとスポーツが多数を占め、蘊蓄のある話よりも映える話、カワイイ女性が何かを食べて甘~いと言う。
 この国はどこへ向かっているのだろうかと心配になる。

 そんなことを考えながら、書架の奥から『訓読みのはなし』を引っ張り出してきて読み直した。
 実に読みごたえがあり、再発見があったが、日本語の評価は非常に難しい。
 先日妻が「いただきます。ごちそうさま。に該当するフレーズが諸外国にはないらしい」と教えてくれた。
 宗教感の違いもあるかもしれないが、やはり日本文化だ・・と感じている。

 ・・今日の原稿は書き始めた折りは、訓読みその他複雑極まりない母語を操る日本の深い文化や文芸・・と話を展開したいと思いながら書き進めたが、この国の現状に視点が移るにつれ、特に権力に媚びるようなジャーナリズムの筆力の弱さ、「台湾有事」に代表されるような嘘臭い風潮の蔓延、裏金問題があっても嵐のような批判が生まれない正義感の欠如等々を思うと、どこか気力が抜けていってしまったのだった。

2024年4月23日火曜日

コルク抜き

   写真の中の一番右の「ワインのコルク抜き」=「バンザイおじさん」を愛用していたが、変にねじってスクリュ ーを折ってしまったので、今般その左側の単純な「ウィングコルク抜」に買い換えたのだが・・・
 よく考えると、このスペイン製らしい「バンザイおじさん」をどこで買ったのかは忘れたし、この種のものはお洒落な店ではエエ値段であったりするから、とりあえずネットで調べてみた。

 すると、やはり値段はピンからキリで、普通にアマゾンか楽天で安いのを買おうかと思ったが、たまたまヒットしたヨドバシカメラの通販に、「バンザイおじさん」ではないが機能的には同じもので、さらに値段の安いものを見つけたのがこれ。
 経験的には、あまり安いものは中国製か何かで結局注文しても届かないというようなトラブルもあるから回避するが、ヨドバシカメラならそこは問題なかろうと判断した。

 今日の話の本題はこれからで、これをネットで注文したのが21日(日曜日)の午前。そして届いたのが22日(月曜日)の朝の9時過ぎ。しかも書留の「ゆうパック」で、値段は送料無料で434円ポッキリであった。
 
 一消費者としては「安くて速い」ことに文句はないが、実際に手に入れてから、「こんな値段でよいのだろうか」と首を捻っている。
 各段階で働いている労働者もいるわけで、そこの労働条件はどうなっているのだろうかとこれも考え込む。
 一消費者としては今後、会員登録もして愛用しても好いかと思いながら、通販のあまりの便利さに少しビビっている私。

2024年4月22日月曜日

ネモフィラは笑う

   わが街の駅前の小さな花壇にネモフィラが咲き誇っている。
 「ブルータスお前もか」というほどネモフィラが各地で流行っているから驚かないが、「ここまで来たか」という感じもする。

 ネモフィラブームの出発点は2002年の国営ひたち海浜公園らしいが、SNSで写真映えがするということで7年かけてじわじわと広がり、今では約4.2㏊、約530万本という規模になっているとか。
 ちょうどGWと重なることや首都圏(東京)からほどほどの距離ということもあったのだろうか。
 そういえば、その前はシバザクラのPRがよくあったが、空や海との一体感を醸し出すネモフィラのブルーが当たったのか、あるいは、その種のPRや口コミが当たったのかもしれない。

 ダーウィンの進化論に「種族保存の法則」とあったが、その伝でいえばネモフィラは笑い転げていることだろう。ただし、本人たちには「映え(ばえ)」などというカテゴリーの理解ができないだろうなあ。

 ブームなどというと不正確だが、我々の若い頃はベトナム戦争を指す反戦は「世論」であった。朝ドラの「オードリー」がいま再放送されているが、その中の会話にも登場していた。
 そういう意味で、ウクライナやガザを見て、今再び「戦争反対」「意見の相違は対話で解決」というような世論をネモフィラのように広げたいものだ。

2024年4月21日日曜日

テレビ・ラジオ頁

   クイズ!  俗に「ラテ欄」と呼ばれるテレビ等の番組表を新聞の最終ページに初めて持ってきた新聞はどこ?
 答は、 Wikipediaにも出てくるが、1966年に『しんぶん赤旗』(日刊紙)が読者の利便を図って最終ページに掲載。その後各紙が追随した。‥というのが正解。

 ところが、その元祖『赤旗』がラテ欄を中の方のページに移した。
 私などは長い習慣から最終ページでなくなって寂しいが、妻などはテレビのリモコンで今夜の番組どころか1週間先までの番組を確認し、必要な録画予約などをしているから、1966年に時代の先端を行ったように、きっと現代のニーズに対応したのだろう。

 その代わりというべきか、最終ページは【文化】だとか【テレビ・ラジオ】のページになって、各種文化作品等の良質な紹介や解説などのページになった。
 例えば18日のそのページの一角には『やきそばかおるの ラジオの歩き方 第71歩』が載っていて、『高橋ひかるHighway Runway』(JFN)や『多田しげおの気分爽快‼~朝からP・O・N』(名古屋のCBC)の粋な番組終了について語っている。

 この『ラジオの歩き方』は妻の一押しのコラムである。
 ジャーナリズムやメディアを考えるとき、赤旗の先見性は注目に値する。

2024年4月20日土曜日

G7もおかしくないか

   4月16日の記事の続きでもあるが、報じられているとおりG7外相会議がイランへの制裁を決定した。
 私はイランのイスラエルへのドローン攻撃等を一切許容するものではないが、G7の議論もおかしくないかと思っている。

 イランの主張を肯定するしないに拘わらず(肯定しないが)、13日のイランのドローン攻撃等が、4月1日にあったイスラエルによるシリアにあるイラン大使館空爆による要人7人の殺害に対する「報復」であったことは誰もが認めている。そしてそれは明らかな国際法にも違反する戦争行為である。
 ならば、「法の支配」というような言葉が好きなG7のメンバーは、先に、もしくは同時にイスラエルにも制裁を科すべきではないだろうか。・・・というような話は私が思いついた特殊な議論ではなく、多くの識者も主張されている。

 ところがどういう訳か、イスラエルによる大使館空爆やガザ地区の大量虐殺は不問に付され、イランにだけ制裁という議論はどうも納得がいかない。イランの報復という主張が正当だと言っているのではないが。(写真はガザの子ども達)

 邪推であればよいのだが、結局キリスト教に近いユダヤ教とキリスト教「連合」が反イスラム教ということで感情を統一しているのでなければ良いが。
 それとも、例のイギリス・フランスの二枚舌、三枚舌外交の罪滅ぼし? ナチスの歴史を背負うドイツの罪滅ぼし?
 であれば、日本の外相の信仰は知る由もないが、どうしてそんな風潮に同調するのだろうか。その理由が、所詮は「米国のポチ」ならあまりに悲しい。

 モーセの十戒(汝、殺す勿れ)が有名無実になった今、仏教徒は不殺生戒を対峙すべきだろうなどと妄想する。

2024年4月19日金曜日

藤の花

   病棟を背に咲き誇るや藤の花

 先日の 遠足で『野田ふじ』巡りをして詠んだ一句。

 これは少し重いテーマで俳句には似つかわしくないかもしれないが、参加者のお連れ合いさんがその大病院でお亡くなりになったので、その方はその場所が辛いとおっしゃった。

 大病院というものには得てしてそういう一種残酷なところがあり、例えば産科などでは「おめでとう」の言葉に送られて出ていく多くの人々がいる一方、絶望に打ちひしがれた人も同じフロアにいる。
 それは此の世の習いかも知れないが、当事者にとってはそんな言葉で心が収まるはずもない。
 そういう心象は、シチュエーションこそ違え私の中にも残っている。
 それでもなお、ここまで参加してくれたHさんには御礼を言いたい。

2024年4月18日木曜日

花が咲いた場所は

   この春の気候は複雑に経過し、温かい(桜の開花が早い予想)→寒い雨天(開花が足踏み)→暑い(いっぺんに開花)と変化して桜の開花予想も変転し、
スカを食らった方々も多かったようだが、わが退職者会もその一員で、16日の遠足で目指したノダフジは予想外に蕾が堅かった。

 事前に私が福島区役所を訪れて「4月下旬から5月連休あたりでしょうか」と尋ねた際は「4月中旬です」とのことだったので、ドンピシャ中旬に日程を組んだのだが、結果は少し早すぎた。

 それでも、場所や株によっては満開に近い藤棚もあり、そんなところでは蜜の匂い(ハチミツの匂い)がプンプンし、熊ン蜂が大宴会を催していた。ただ都会の方々には熊ン蜂は怖そうらしく、藤棚の下での集合撮影も大変だった。

 先週には「16日は雨」という天気予報であったが、結果は曇り空で終始し、日頃の行いの悪そうな面々にも拘らず万々歳。
 そして、場所を梅田に移しての交流会となり、フジの蕾の堅かった分を取り返すかのように話に花を咲かせた。

 解説資料を持参してガイドをしてくれたUさん、自身は欠席ながら「記念絵葉書」を作成して提供してくれたTさん、交流会会場を押さえてくれたKさんなどなど多くの力で楽しく過ごせた一日だった。
 次は5月23日(木)のパーティーの準備となる。

2024年4月17日水曜日

馬肥し

   14日(日)の朝のEテレのNHK俳句の兼題はクローバーだったが、入選句6句目はそれを「苜蓿(うまごやし)」 として詠んでいた。
 俳句や文芸の世界ではクローバーのことを苜蓿、馬肥しとも呼ぶことはあまりに有名なことなので何の驚きもないが、映された苜蓿の写真には驚いた。それは、わが家のこの花であった。
 写真の左上の方に葉っぱが見えるが、確かに葉っぱはクローバーそっくりだ。

 そして、驚くとともに納得した。
 実はこの花は、緑化週間かなんかで自治体から希望者に配られた種で、その時は「クローバーの種」として配られた。
 しかし実際に開花してみるとこのようなことで、私は「クローバーではない」「カタバミ(オキザリス)やないか」と少しばかり自分の想像との違いに怒っていた。

 だが、広辞苑でも大歳時記でも「苜蓿はクローバーの俗称」とあるし、その苜蓿の定義もざっくりしたものであることがわかったので、自治体の説明も許される気になった。
 シロツメグサのイメージにとらわれ過ぎていたようだ。
 実際、冬の寒い頃にはグリーンカバーとなり、この季節は黄色の絨毯となり、夏以降はその他の草花に土地を譲る「愛(う)い奴」だ。

2024年4月16日火曜日

熱狂は嫌だ

   14日、イラン国民が夜空に花火を打ち上げて熱狂している映像がテレビから流れてきた。
 ニュースの解説では、イランは相当余裕を持って事前に、このこと(報復攻撃)を通告していて、しかも現代でいえばそれは鈍行みたいなドローンなどによるものだった。
 そして参謀総長は「作戦は完了した。続ける意図はない」と発言した。

 ということで、イラン指導者の「報復のメンツが立った」ことでことが終わればよいが、ニュースの中で乱舞していた「イラン国民」はそれを理解できているのだろうか。私の興味というか注目点はそこにある。
 また、イスラエルの指導者も、こんなタテマエとホンネみたいな事態を胸に飲み込むことができるのだろうか。
 
 私はイランの花火を見ながら日本史にあった日露戦争後の提灯行列を連想した。日比谷焼きうち事件を連想した。(「国民」は政府の宣伝した大勝利をホンキで信じ、それがために停戦した政府の「弱腰」を糾弾した)
 天に唾して、国民を煽って戦争をしてきた指導者は、結局国民の「世論」に押されて勝算のない進路を選択するものだ。そういう場合、「強気」以外の真実を語ることは指導者自身の没落を意味することになる。
 怖ろしいのは、イランにしてもイスラエルにしても、指導者が支持率を得んがために国民を煽り、その括弧付きの「世論(熱狂)」に自縄自縛になることで、日本でいえば維新のポピュリズムはその最たるものだろう。

 そんな歴史を思い浮かべながら、21世紀の戦争がどうなるのか、よ~く見つめて各国指導者が賢明な選択をするよう声をあげていきたいものだ。
 報復の連鎖は地獄の釜の蓋を開けることになる。それだけは間違いない。
 現実味のある危険は熱狂とメンツだと思う。
 
 本来、そのことをイラン指導者に説得力を持って語ることができるのは、G7でいえば日本の指導者であったはずなのに、小泉純一郎、安倍晋三以後の日本は世界中からアメリカのポチとみなされるほどに零落している。
 「憲法9条が我々を守ってくれていた」と言ったアフガンの故中村哲医師の言葉を思い起こそう。
 世界のためにも、日本のためにも、自公政権を退場させ、亜流自公政権でない政権交替を実現させねば・・・。真剣に議論すべき時に至っている。

2024年4月15日月曜日

桜の戒壇堂

   今春の思い出写真を記憶のために一つあげておこう。 
 4月9日、東大寺戒壇堂。
 数十メートル先の大仏殿はインバウンドの人々でごった返しているのにここはこのような有様。
 この風景を独り占めしていてエヘン。

 そしてこの桜。お花見に見る一瞬の輝きの裏に「うつろひ」の寂しさがあるように私は思う。
 こんな一週間ほどの「瞬間」に大騒ぎする日本人というものを考えると、例えば大仏殿の大仏様を見ても、東南アジアなら常に金箔で荘厳するであろうところを、返ってそれにはありがたみを感じず、落剝した時の流れと「うつろひ」に感動する。つまりは一瞬に散るからこそに感動するのだろうか。
 それは諸行無常の教えだろう。

2024年4月14日日曜日

君の名は

   人の名前が出てこないなどということは日常茶飯事のことだから驚きもしないが、わが家のすぐ横の歩道縁の小さな花の名前が出てこない。
 それでいて、いつかどこかで、東大寺のお坊さんが「東大寺本坊の庭にこの花が咲いていて見事なものですよ」と語られていたということは思い出す。
 もしかしたら「斑(まだら)呆け」とはこんな感じなのだろうかと想像したりする。

 写真は拡大しているので、ほんとうは小さな花だ。
 近頃はスマホでパチッと撮ればすぐに名前が出てくるというアプリが幾つもあるようだが、容量を食いそうなのでインストールしていない。
 そこで、「春の雑草」「スミレに似た草」「紫色の雑草」などなどと検索項目を微妙に変えていろいろ試してみたが、キランソウ、トキワハゼ、カワセミソウ等々これもいろんな写真が出てくるが、どうも記憶の底とも合致しない。

 そんな話をしていると妻が書架から本を引っ張り出してきて、「ここに付箋までついてるよ」と。・・・答は(ムラサキ)サギゴケ。確かに私の字で「サギゴケ」という付箋までついている。もちろん、そんな付箋までつけた記憶はない。やはり健忘。
 その本は『四季の野草』山と渓谷社・全3巻で昭和55年発行。古い付き合いの本だ。
 それに、昭和55年当時定価1500円×3巻だから、なかなかの本を購入していたことになる。
 「ヨーッ太っ腹」と昔の自分を誉めてみた。

 もの忘れのことを書いてきたが忘れてはならないものがある。そのことについて2024年4月13日朝日夕刊の『素粒子』が素晴らしいので引用する。
 🔳素粒子🔳
 ミャクミャク様のお告げかもしれない。くしくも万博開催まで1年という節目に、ギャンブル依存症のおそろしさを知る。
    ◇
 「出禁」発言が「大阪ジョーク」なら、「いのち輝く未来社会」描く万博の隣地にカジノはブラックジョークじゃないの。
    ◇
 「もう1回チャンスをくれ」「これ以上借りないから」と沼にはまった元通訳。「夢よもう一度」は、ときに呪いにもなる。

 ・・・ジャーナリストの常識と良識を見たようで心に染みた。

2024年4月13日土曜日

いずれ菖蒲か

   いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)・・とは美しいもの秀でたものの例えであるが、アヤメ科アヤメ属といってもシャガがそれほど注目されないのは可哀そうである。

 シャガは三倍体植物で種子をつくらないから、森の奥にシャガの群生があるとすると、そこはかつて人家があった、つまり廃村の跡だという。
 にもかかわらず、わが庭の思いもよらない場所で咲いていたのが掲載の写真。

 あちこち土を入れ替えたりしているうちに移動したらしい。
 深くもない根っこだが丈夫な植物で、こんな風に逞しく生存圏を拡大している。
 これからシャガを見つけると、肺いっぱいに息を吸い込んで、その生命力を取り入れたいと思う。

2024年4月12日金曜日

工夫は楽し

   9日に書いた『今日も工作』の続きなり・・・ 
 ゴミステーションの基本のネット(網)を補強していたネットがボロボロになったので、補強していたネットを取り外したのが9日の記事。
 すると、カラスが基本のネットの網目からゴミをつついて引っ張り出すようになった。なんということだ。
 しょうがない。妻と一緒にホームセンターに行き、ネットの下にビニールシートを取り付けることにした。

 以前はいわゆる「タコ糸」で取り付けていたが、それはナイロン製の「結束バンド」にした。これによって相当の省力化になった。
 もう一つ、結束バンドのための穴からビニールシートが破れていかないようハトメで穴を補強しようとしたのだが、この少し大きめのハトメが上手くいかなかった。

 ここで思いついたのが「ハンダコテ」。敵はビニールだから熱には弱いだろうということ。
 実際に実行してみたら、穴は瞬時に開けられるは、穴の周りは熱できれいにコーチングされるはで、見事に大成功。
 それでも、基本ネットの寸法に合わせるのに一苦労、二苦労。
 夫婦でふうふう言いながらも完成させた。
 今回の工作の工夫の自慢はハンダコテ。

 それでも「雨水がたまる」とか「結束バンドの端が痛い」だとか文句が出るかもしれない。
 え~い、そんなマイナス点ばかり考えていると何も前に進まない。
 もう町内の口うるさい爺さんと思われてもいい。

2024年4月11日木曜日

鉄は美味しい?

   ラジオやテレビから流れてくるコマーシャルはというと、紅麹事件などどこ吹く風と言わんばかりのサプリメントの宣伝、宣伝。
 鰯の頭もナントカというプラシーボ効果もあるから全否定する気もないが、その伝でいけば「鉄鍋料理で鉄分補給」というお伽噺に近い話の方がよい。

 ただこのお伽噺、奈良公園を歩くと説得力を感じる。
 ネットやテレビの情報レベルの話だが、鹿が列車にはねられる事故が確かに多く、鉄道会社等が対策をいろいろ検討した結果、鹿の肉は鉄分含有量が多くそれが持久力を高めているのだが、その鉄分補給のためレールを舐めに来るのだろうというのが定説になっている。

 無機の鉄を舐めてどれほどの補給ができるのかは大いに疑問だが、事実として、奈良公園の鹿は鉄の鎖をよく舐める。

 鉄鍋の鉄分補給を語るなら、〇〇コートなどと宣伝されている、焦げ付かないフライパンや鍋の影響を心配しなければならないだろうが、そんなことを思いながらも、あまりに便利なものだから、焦げ付かないアルミ箔を使用しているこの矛盾。

2024年4月10日水曜日

原発は核兵器と同じ

   IAEA(国際原子力機関)が7日に発表したニュースによると、ウクライナ南部でロシア軍が占拠しているヨーロッパ最大規模のザポロジエ原発にドローン攻撃があり、何らかの被害があったという。 
 ロシア軍が占拠しているのだからロシア軍が攻撃したとは考えにくく、私の推測では、正規のウクライナ軍ではない反ロシアのゲリラ攻撃ではないかと想像するが、今のところは解らない。

 だとすると、いうならばチャチなドローンによって核兵器と同じ効果が生まれるということになり、「オッペンハイマー(原爆)が第二次世界大戦を終わらせた」的な発想が現に存在する下では、チャチなドローンによって地球が滅びかねない危険性を教えている。

 日本では、北朝鮮のミサイルの脅威がよく語られるが、日本海沿岸に原発を並べておけば、ドローンやそれに似た小型の兵器で一挙に核兵器と同じ効果が生まれると、なぜ議論にならないのかが不思議である。

 関西人にイメージを持ってもらうためのロジックでいえば、冬の北風の時期に敦賀原発銀座で原発事故が発生した場合、福井市の福井県知事が見ているテレビの画面に映っているのは京阪神の壊滅のニュースになるということだ。

 ザポロジエは、そういうケースが夢物語でも被害妄想でもなく、大いに現実味のある課題だということだろう。

2024年4月9日火曜日

今日も工作

   小学生の頃などあちこちの工事作業を眺めるのが好きだった。そこは
「なるほど」と思うことが実現していく魔法の世界でもあった 
 そんなこともあり、手先は不器用なのだが、今でも「工作」は嫌いではない。

 わが街はゴミ収集がステーション方式だが、カラスは各ステーションごとの「民度」を熟知しているように思われる。で、わがステーションはというと、恥ずかしながらカラスはけっこう狙い目だと考えているようで、ゴミ出しの日はすぐ近くで観察していて、横着な住民がネットのカバーをしっかりしないとゴミ袋を破いて朝食会を始めている。
   そんなこともあり、そんな小さなことで責任追及するのも面白くなく、しばしばブツブツ言いながらも写真のとおり夫婦で対策(工作)をとっている。

 先日はネットの隙間を埋めるための「オモシ」を作ったが、これはけっこう使用してくれている。ただ98%の人が対応してくれても2%の人が隙間を開けたまま帰ってしまうと、カラスは笑って朝食会をする。

 職場でいえば労働組合に入らない、学校ではPTAに入らない、街では自治会に入らない・・人が増えている。それぞれの組織に問題があり、入らない言い分もあるだろうが、約めて言えば「自分だけ」しか考えない常識力の低下でないだろうかと私は思う。

2024年4月8日月曜日

お花見

   7日(日)はグングンと気温が上がり夏日となった。
 
 落葉樹は半日で芽を伸ばしたのが目視でわかり、花畑にはクマバチがブンブン飛び交った。(写真のはキムネクマバチだと思うが、胸があまり黄色くなく違うかも?)
 経験的にはこのクマバチは4月下旬からGWあたりに藤棚で群舞する。

 クマバチはブーンという大きな音を立ててホバリングをし、正面からその顔を見ると如何にも戦闘態勢で威嚇しているように感じるが、人間めがけて刺しに来るようなことはないから「春の風物詩」として味わうに限る。

   桜の満開が週末とぴったり一致したから、有名な名所は花見客でいっぱいだっただろう。
 わが家に近い公園でもお花見の催しがあった。
 
 わが庭も水仙は終わったが、次々に小さな花たちが・・オキザリス、ハナニラ、シバザクラ、ムスカリ、チューリップ等々と咲いており、それらを愛でながら缶ビールをプシュッと開けた。

2024年4月7日日曜日

しつらい

   気温が暦を飛び越えていくかのような此の頃なので「ちょっと待ってくれぇ」と端午(五月五日)を迎えるしつらい(室礼)を四月五日に整えた。 
 とはいっても、五段飾りの五月人形は公共施設に寄贈したし、飾ったのは写真の下の方のミニチュア兜。
 清少納言も、小さきものは皆美しいと言っているわけで、この方が日本文化の王道だと屁理屈を言っている私。

 ただ鯉のぼりだけはあまり小さくないものを庭に立てている。
 時々やって来る孫のためのものだが、孫の来る来ないに関わらず立てている。

 ルーツを遡れば幟であり旗指物だろうが、鯉のぼりはアウフヘーベンを感じさせる。そこには権威や戦の匂いは既になく、平和憲法下の日本を象徴していないだろうかなどと思っている。
 反対に、それを頑なに言うならば、革新民主陣営の政党、労働組合、平和団体、学術団体などなどの旗も「ルーツは軍旗だ」みたいなつまらぬ議論になるし、平和を指向するなら時代劇を観るのはおかしいみたいな話になる。
 ともあれ、そういう話と兜飾りの矛盾は大目に見てほしい。

2024年4月6日土曜日

機能性表示食品

   小林製薬のことで、≪不謹慎だが≫私は笑った。怒ったのでなく笑った。
 新聞の週刊新潮の広告の「垂れ幕」の一つが『医療用医薬品から逃避しネーミング勝負』とあったからである。 

 確かに、耳鳴りにナリピタン、こむら返りにコムレケア、それ以外にも、のどぬ~る、熱さまシート、血圧ヘルプ、歩くたすけ、などなどなどなど、CMで駄洒落みたいな商品名が出てきたら「小林製薬かも」と思ってしまっていた。
 社風というか経営者の姿勢のことは週刊誌が報じているからここでは飛ばすが、週刊新潮のいう「質よりネーミング」という印象は大いに持っていた。

 サプリメントは朝昼晩×何粒という摂取量だから、普通の食料品とは桁が違う。それだけに品質の安全確保は重要だったが、国が審査していたトクホから切り離して、企業まかせの「機能性表示食品」なるものを決めて野放しにしたのは安倍内閣だった。
 今現在、安倍派の裏金問題が大問題になっているが、アベ政治というものは金に汚いだけでなく「国民の命よりも(自民党や安倍派の)スポンサー」というものだった。
 そのキャッチコピーが「規制改革」「規制緩和」であった。安倍晋三の数々の虚言の中にしっかり位置付けてこれ以上騙されないようにしなければ・・・。

 なお10年前に、トクホの規制緩和=企業任せの機能性表示食品創設の危険性を指摘してアベ政治に対決していたのは日本共産党と穀田恵二議員だった。

 毎朝薬を5種類服用している私が言うのはなんだが、サプリメントで劇的に改善する人をテレビの外で見たことがない。ほんとうに不調なら、とりあえずは病院に行くことではないか。

 テレビもラジオも新聞も小林製薬の大問題を報じているが、CMや広告は大量の他のサプリの宣伝に覆われている。
 そういえば、規制緩和のときもマスコミはそうだった。
 そういう意味で、赤旗の論陣は妖しい大宣伝に騙されないためにも貴重だと思う。
 まだ購読されておられない皆様には是非とも赤旗の購読をお勧めする。

 重ねて言うが、機能性表示食品の事件が小林製薬だけで済むことを祈るのみ。
 自動車産業の不正検査事件を見ていても、この問題の危険性は業界全体にありはしないか。
 未来に向かって一番の安全対策は自公政権を退陣させることではありませんか。

2024年4月5日金曜日

図工の時間

   先日は雨の半日、ほゞ図工の時間だった。
 
 半日を要した主たる要因はパソコンの不調だから、図工は正味1時間ぐらいだったが楽しい1時間だった。

 作品は退職者会のパーティー用の歌集の見本で、何も難しいものではないが、途中で現職時代の「証拠書の袋とじ」を思い出して、ホッチキスの痕を隠してみた。
 ちなみに袋とじとは、表紙の上にもう1枚(帯)(背表紙)を乗せてホッチキスなどで止め、帯をホッチキスの針の背を隠すように背から裏へ折り曲げて裏で糊付けするもので、契約書や証拠書など重要な書類の改竄防止の意味もある。

 さらに「袋とじ」は、2頁分を外になるように片面印刷して二つ折り(山折り)して綴じる方法のこともいうので、今回の私の作品は、「袋綴じ」した複数枚を製本して「袋とじ」したわけで、友人とメールで送って正常に印刷できたかどうかの確認をした際、何か話が通じなかったのはこのことの誤解だったかもしれない。

 写真は使用した文房具類だが、玄能(金槌)と鉄板はホッチキスの針の膨らみを潰すもの。
 誰もこんな道具でこだわった作業を経ているとは思わないだろうなあ。

2024年4月4日木曜日

仏の座

   自然は不思議だ。去年はハコベが大繁殖した庭が、今年は一面ホトケノザにとって代わられている。
 「雑草という名の草はない」から今はそのまま「お花畑」を楽しんでいる。
 名前の由来は花のすぐ下の葉っぱが仏像の台座(蓮華座)みたいだからという。

 花を咲かした先にスーッと茎をのばして次の花を咲かせて、・・さらにその先に・・と、花が三階建てみたいなのでサンガイソウ(三階草)という異名もあるらしいが私は知らない。

   次の写真の後ろの方のはホトケノザだが、真ん中あたりの少し葉っぱが密集しているのはヒメオドリコソウ。関心がないと同じに見えてしまう。

 「同じ」といえば、春の七草の「ホトケノザ」はこの「ホトケノザ」ではなく「コオニタラビコ」のことだから、よく頭の中でこの三つがごちゃ混ぜになって「どれが何やったかいな」と迷ってしまう。

   最後の写真はヒメオドリコソウの茎を切ったところ、ホトケノザも同じシソ科なので、どちらも茎が丸ではなく四角。
   だからどうしたというほどの蘊蓄でもないが、パイプを考えてみると解ることだが、一般的には四角よりも円形の方が丈夫であるのにどうして四角なのだろう。
 牧野センセ~イ!

2024年4月3日水曜日

多国籍企業のこと

   振り込め詐欺を笑えない。先日来のパソコンの不調のこと。実際に起こったことといえば今まで使用していたMicrosoftのOfficeが意に反してOffice365に変更され、Word,
 Excel, Outlook が以前のようには使えなくなった。
 このことについては後日書くつもりだが、要するに気がつかないうちに、Office365を選択するような誘導に乗ったことになる。少しのお金を払えばヴァージョンアップされて「解決?」するのだが、それが気に食わないのでどうにかならないかとモガイタという次第。相手はMicrosoft 多国籍企業である。

 4月2日、赤旗が『資本主義の現在と未来』というシリーズを出発させ、まず多国籍企業の人権侵害を分析していたが、摘んで言うと、ナイジェリアではイギリスの石油会社が石油を流出させ農業、漁業に依存する住民は危機に陥った。
 インドではアメリカの化学企業が有毒ガスを漏出させ数千人が即死、数十万人が被害を受けた。
 インドネシアなどではアメリカのスポーツ用品メーカーが児童労働、極端な低賃金、酷い人権侵害を行った。
 ‥というような事例は数多くあり、日本企業もいわゆる途上国で、低賃金、長時間、人権侵害の労働環境で働かせ、かつ労働組合をつくらせない方針を押しつけてきた。

 昭和の敗戦までは、日本軍による海外での、焼きつくす、殺しつくす、奪いつくす、という三光作戦など「知らない」ので自己批判もせずに来た日本人も多かったが、今は、例えば赤旗を読むなどして「知る」ことができるのだから、世界中で起こっている人権侵害などについて、大いに目を凝らして、批判の声をあげなければならないように思う。

2024年4月2日火曜日

海外の通販

   3月23日に書いたように3月22日にアマゾンで楽器を注文した。 
 外国製(中国?)とは解っていたが、11日後の今になって「関税で止められた」「配達できない」というメールが入った。(私のメールが先日のトラブルで停止中なら大変なことになっていた)

 これによく似たことは以前にもあって経験していたから驚かないが、納品予定日の長い商品(船便?)は気をつけなければならないと改めて肝に銘じた。

 代わりに、少し値段が上がるが4月5日納品予定(つまり国内の会社)の注文をアマゾンに行った。
 ここまでは、早い目、早い目に手を打ってきていたので本番までには十分に間に合う。あとはカードの支払い(返金)手続きが残るがどうにかなるだろう。ふ~。

庭の片隅

   ジューンベリーの根元の花壇が写真のように満開になった。元々はヒナ草の花壇だったが、この花を少し移植したらこのようになってしまった。
 悪い連想だと、どこかの国のようだ。

 ヒナ草はというと、面白いことに、元この花があった場所に群生している。入れ返ったわけで、自然というやつは不思議で逞しい。

 ところでこの花の名前を忘れてしまった。妻も忘れたという。
 それでも、そんなの関係ねえ!と毎年咲いてくれる。


2024年4月1日月曜日

アドレスが飛んだ

   3月27日に書いたとおり、Outlookにあったメールのアドレス帳が全て消滅したので空メールをお願いしたが、まだメールをいただいていない方もいる。

 どうか、最低限氏名だけでもの空メールを hasegawa@kinet-tv.ne.jp に送信してほしい。

 なお、LINE は通常どおり送受信できている。

ちらほら咲き

   各府県の開花宣言があったが私の散歩道はまだ「ちらほら咲き」。
満開は写真のユキヤナギ。
 先日来のパソコンの不調が解決せず、私の頭の中も「ちらほら咲き」。このブログは Word とは関係ないので今までどおりかけるのだが、気分が滅入っていてなかなかパソコンに手が伸びない。

 さて先週、万博会場の建設工事現場でガス爆発事故があった。テレビのニュースでは「溶接作業の火花が引火した」というので、きっとホコリか廃材に燃え移った火事だろうと思っていた。
 しかし実は、夢洲は廃棄物の処分場であったから、あっちこっちからメタンガスなどの可燃性ガスが噴出しており、市民団体が確認しただけでも79本の「ガス抜き管」が設置されている。そのガスに引火して爆発事故となったという。
 私の不注意かもしれないが、そんな説明はテレビニュースにはなかったように思う。

 建設工事中は労働安全衛生法上も無視できないし、万博が始まったなら各パビリオンの労働者をはじめ来場者だって危険極まりない。
 まるで、「一旦始めた戦争は中止できない」と、挙句は特攻作戦にまで突っ込んでいった昭和の軍部を思わせる。

 半藤一利さんや保坂正康さんの著作を牽くまでもなく、先の戦争を指導した軍部たちは当然にアメリカと全面対決して勝てるとは思っていなかった。さらには戦争途中からはなおさらだった。
 しかし、今さら自分から終戦とは言えない、どこか局地で勝った後講和に持ち込みたいという無責任政治の継続があの結果だった。
 ほんとうに今日の維新の政治家の言動を、古い歴史の再現劇を見るように感じているのは私だけだろうか。
  
 子曰く、過ちては改むるに憚ること勿れ。