2021年3月3日水曜日

季節のない街

   2月の末にホームセンターで桜草を買って来た。 泉谷しげるの唄ではないが季節のない街になりつつある。要するに早すぎる。

 そんなもの買わなければいいではないかというところだが、ようやく寒波の心配も無くなり、春らしい花を見たいとウズウズしたのでホームセンターまで出かけた結果出会ったわけである。あと2週間もすると自生の春の花が順に咲くが、それが待てなかった。

 値段も安かったのできっと西洋桜草だろう。日本桜草だとこんな植木鉢はアンマッチになる。桜草については私はこの程度の門外漢だから嗤われているかもしれない。

 日本桜草の愛好者は盆栽のように大勢いて、それぞれ品種改良に汗していることは知っている。遠い知り合いにそういう会のリーダーの方もいた。しかしどういうわけかこれまでは育てたことはない。なんとなく自然の山野というわが庭のコンセプトには合わず美しすぎると感じていたから。

 日本桜草は江戸時代からブームの園芸らしかったが、どういうわけか有名な俳句はない。その理由、誰か教えてくれませんか。


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