この写真の角度では判り辛いが口の周りが赤く、異名の「血吸いバッタ」も輪をかけて怖ろしい。
ただ、数少ない「成虫で越冬するバッタ・キリギリス類」で、寒い日に庭の草むらで見つけたが、孫の凜ちゃんは興味を示さず、祖父ちゃんだけが珍しい写真が撮れたと騒いだ。草むらの中とはいえ、植物でさえ萎れてしまうような寒波でも生き延びるのだから、ただただ感心するばかりだ。
虫の声というと秋というのが常識だが、越冬した成虫は春から鳴く。その声がうるさいという主張がネット上にあるが、You Tube で聴いてみると、あまりうるさくは感じない。耳が老化するとモスキート音が聞こえなくなるというから、きっと老化のせいだろう。
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