祖父の日露戦争従軍記章 |
プーチン相手に啖呵も切れず、金(の約束)だけむしり取られて尻尾を巻いて帰ってきたのを「反省」して、ついにロシア相手に第二次日露戦争でもする気だろうか。というのはジョーク。
スポーツでは気合を入れるということで「大和魂」などという言葉を遣ったり、女子を「なでしこ」と言ったりしているのがあるが、スポーツ新聞の見出しでもあるまいに。
やはりこの人(安倍晋三)の脳内回線はアナクロニズムで、メンタルは軍艦マーチを大音量で流している街宣車と変らない。
「をゝしさ」「あらはれにける」という言葉を摘んで議論するのは歴史を学んでいない論である。
引用する言葉(原典)には、時代背景と果たした役割という烙印がある。
それを踏まえて引用するのが知性であろう。
歴史家の半藤一利氏は戦前の教訓として「国民的熱狂をつくってはいけない」、「抽象的な観念論を排しリアリズムに徹せよ」と指摘されている。
リーダーであるべき政治家がこういう演説をすることの危険性を予見して訴えておられると私は読んだ。
このブログで私は度々、現天皇が象徴天皇として現憲法の平和主義を非常に大事にして発言し行動されていることを評価してきたが、いわゆる保守と称される方々には、明治天皇の日露戦争の歌よりも、現天皇の深慮をこそ大事に噛み締めてほしいと思っている。
着ぶくれて散歩悲しき愛犬家
冨田宏治先生からFBに「いいね!」をいただきました。ありがとうございます。
返信削除