2019年1月14日月曜日

川島実氏を見てきた

幟を持っているスタッフを見つめる鹿
これぞ奈良!というヒトコマ
   奈良県知事選挙の先頭に立とうとしている川島実氏のことはモンベル辰野勇氏のFBで知ったが、正直に言って人柄も政治姿勢も私は知らなかった。(テレビの情熱大陸などで大きく取り上げられている有名人らしいが・・・・?)
 なので、タイトルのようにとりあえず「見に行ってきた」。
 
 京大医学部在学中にプロボクサーになり西日本新人王というだけで十分面白いが、東日本大震災後の気仙沼市立本吉病院の院長になり在宅診療等に従事、地元奈良に帰ってからは自治会やPTA役員として奔走、さらに東大寺にて僧籍を得たというから、高学歴にありがちな専門馬鹿ではなさそうだ。

   1月12日の夜に橿原市で講演会を行い、夜は医師として夜勤に従事し、13日(日)の朝9時半開会の講演会に出てきたというから、体力的にも頼もしい。
 この記事の冒頭で「(私の)知らない人」と書いたが、孫のお世話になっている東大寺福祉療育病院の医師でもあったというから、まんざら無関係でもない。

 政治姿勢も現奈良県政の住民不在の強権的な態度の是正を最も強調されており、強く同意する。
   ただ一つ、「介護を地域で支える」というのはややもすると政府の福祉切り捨て施策に乗せられる危険性があるし、「施設介護は不幸せ」的な風潮を助長すればぎりぎりいっぱい困っている家族介護の実態を救えないと危惧をする。この点は「感想文」に書いて提出してきた。

   一言でいって朴訥で”実直な人”である。人柄は気に入った。奈良県下の良識を集められる人柄とお見受けした。
 「対話でつなぐ奈良の会」というネームもいい。
 シンボルカラーが「ルリセンチコガネの青色」というのは個人的には一番いい。
 最終的には「家で看取れる奈良」とかマイルドな表現になるみたいだが、当初の提起が「家で死ねる奈良」というのも、あまりに正直すぎて笑ってしまう。ただ先に述べたように施設介護を不幸であるかのような論立てはやめてほしい。

   口下手の男いっぴき立っていて周りの人の熱き眼よ

3 件のコメント:

  1.  長谷やん、「明けまして」というのも恥ずかしいので挨拶は省きます。さてこの川島実氏というのは、奈良知事選の知事候補なのですね。記事を読んで私も中々面白いキャラだと思いました。少なくとも自分の生きていく道筋をしっかりとものにしようとしている点が伝わってきます。
     また私の目下の最大の関心事である介護問題にもターゲットを置いている点にも共感を覚えます。施設介護に対する評価は私も長谷ヤンと同感です。

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  2.  現職知事と事実上の一騎打ちになると想像しています。
     ただ、地縁、血縁の奈良県で、連合まで含めていわゆるオール与党の現職のネットワークを崩すのは大変でしょう。
     ただ時代は変わっても来ています。「ええ加減にせい」という良識は広がる可能性を秘めています。よろしくお願いします。

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  3.  FBにいいね!やシェアをいただいた皆さんありがとうございます。
     古都も少し面白くなってきたとお知り合いにお伝えください。

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