冬の奈良は観光客が減るのでなんやかんやとイベントをひねり出しているが、私としては観光に丁度良い混雑具合でそのままでよいように思っている。
例えば、大仏殿の「鼻の穴くぐり」も待ち時間なしで挑戦できる。
それはそうとして、大仏殿の西の奥には大きな広目天が立っている。
仏像は原則として経典に基づいて表現されるが、それでも場所や時代によっては異なって表現されている。
ということで見上げてみると、大仏殿の広目天は右手に筆を、左手にノート(巻物)を持っている。
で、その姿から、私は広目天をSNSの守り神だと名付けた。
お寺からは「勝手に解釈するな」とお叱りを受けるかもしれないが、如何にも「フェイクニュースは許さないぞ!」というような迫力を感じる。
21世紀に「ものを書くのは苦手や」とか「SNSは苦手や」という声を聴くことがあるが、天平の仏さまも努力されておるぞ。ははあ~。
閑話休題 昔、ひげ親父さんのブログに「幸運のつり革」の写真があったが、大仏殿からの帰りに近鉄電車で「合格祈願」というか「合格保証」のようなつり革があった。
私鉄では近頃流行りらしいが、楽しい企画だと思う。
受験生をお持ちの皆さんには、私のブログの写真を通じて「合格保証」を手渡ししたい。
つり革も鰯の頭も信じたい
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