2011年5月22日日曜日

山椒収穫祭

 一昨日、山椒の実を収穫した。小分けにして冷凍室へ放りこんだ。
 私にとっては念願の収穫祭となった。万歳、万歳、万歳。

 ほんとうに、山椒(木の芽)の木はこれまでに何本枯らしたことか、大げさではなくてほんとうに数え切れない。
収穫後の朝倉山椒

 これまでは1年から4年ぐらいで突然枯れ、山椒の収穫まで大きくなったことがない。

 原因究明はしていない。
 私が“木の芽”を採り過ぎたのかもしれない。
 妻が「揚羽(アゲハ)の幼虫は可愛い」とか言って飼っていたからかもしれない。
 そして何ら学習せぬまま、妻に「性懲りもなく又買うの?」と白眼視されながら苗木を植え続けてきた。それがようやく実ったのだ。万歳、万歳、万歳。
 
 私は、和食の席で、木の芽だけはパン!と思いっきり叩くのが礼儀作法と決めている。
 叩かずに食する人を見ると「木の芽に申し訳ないやろう」と思ってしまう。
 パン!という音と一緒に初夏が香ってくるのに。

 このブログ・・、「お手元に着いた時に一番香るように造っておます。」と懐石料理の調理師にはお叱りを受けることだろう。はい。スノウ仙人ごめんなさい・

 

4 件のコメント:

  1. 同じ話もあるものですネ。私も同じように山椒の苗を自宅の庭に何回植えたことでしょう。土が悪いのかと思い鉢にも植えたりしましたが突然、枯れてしまいました。かなり大きい苗も植えたのですが・・自宅ではあきらめて岡山の隠居所に植えています。今は何とか育っています。先日地域の区長さんに筍を貰いましたので少しばかり「木の芽」を摘んで持って帰りました。やはり筍料理には「木の芽」ですね。吸い物、煮物、筍ご飯。それ以外の料理にも添え物に「木の芽」は私の大好物で
    す。隠居所では山椒と柚の木が私の宝物です。

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  2.  そないに難しいものとは、興味をおぼえ、いろいろ見てみると寿命が短い木とか、生育も難しそうですな。私は香りより実山椒の方が、マーボ豆腐(もちろんレトルトの)に中国の花椒(中国山椒)を振りかけると途端に四川の本場の味に、下が痺れまする。

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  3.  山椒は、チリメン山椒はもちろん、煮魚にもよく用いています。ですが、木の芽は、お刺身、タタキ、煮魚、冷奴、野菜のたいたん・・その他料理の種類を問わず頻繁に多用しています。
     中国山椒は、植えています。常緑です。木の芽には向きません。まだ盆栽に毛の生えた程度です。ラー油は花椒のラー油を常備しています。

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  4.  山椒の盆栽というのも画像にありました。ラー油は京都の「へんこのごまラー油」を愛用しています。それから先のコメントの「下が痺れまする」は「舌」の間違いです、誤解のない様に。

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