久しぶりの気候のため実母の車椅子を押して散歩をした。
施設の庭でも、満開の藤棚の下で「蜂蜜の匂いだ・・」と感じて(花の蜜が集まっての蜂蜜なのにと)我ながらおかしかった。
母は耳は遠いが鼻は普通らしく「とてもいい匂い」と喜んでいた。
この、むせ返るような蜜の匂いに誘われて藤棚の周囲を乱舞しているのはクマンバチ。
体に似ず草食系のやさしい蜂だが、カメラに向かって威嚇するような感じも度々あった。
「もう少し不審な行動をしたなら一刺ししてやろう」という殺気を確かに感じた。
そのため、「私は友人である」というテレパシーを強力に送り返して写真を撮った。
「金木犀はトイレの匂い」というのは旧人類らしいですよ、水洗や衛生環境の発達で今はそれほど強烈な匂いで便所の臭いを消す必要が無くなったんだそうです。でも金木犀の匂いってそんなに強烈ですかね、百合の方がきつい様に思いますが。
返信削除それから金木犀の匂いは、木にあるときはいい香りですが誘惑に負けて手にちぎるといくら集めてもあの香りはしません。
花の匂いの不思議です。
お説のとおり、金木犀のトイレ芳香剤は今では生産していないようですから、この連想をするしないで年齢が判りますね。
返信削除百合は部屋の中に生けると息苦しくなるほど香りますが、私は・・・、他のものと結びつきません。
以前に書きましたが、沈丁花は「転勤でチョッと憂鬱」という季節感と直ぐに心の回路がひっつきます。これなどは季節感、連想、条件反射というよりも、Post-traumatic stress disorder に近いかも知れません。
クマンバチの写真お見事です。いつもながら長谷ヤンのシャッターチャンス、アングル、写真技術に感嘆しています。
返信削除技術ではなくテレパシーのおかげでしょう。
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