この話は以前に書いたことだが、友人のひげ親父さんが「梅酒の飲み頃は何時?」とブログに書いたのを受けて、私が、梅酒製造大先輩の義母にそのことを尋ねたのは4月14日のこと。
その後の義母は、私の友人に「梅酒の飲み頃をキチンと教えてやらなあかん」との(いくらか強迫的な)使命感に燃えたようだ。
外泊してきた今夜も「梅の入れ過ぎというのはないで」「梅酒はビールぐらいの色になったほうがええ」と唐突に説明してきた。
ひげ親父さんの梅酒の梅 |
他人に尋ねられている。・・他人に頼りにされている。・・との意識がこの力を湧き起したに違いない。
おまけに初曾孫とご対面。曾孫を落としたらあかんというので、自主的にリハビリ(杖なしの歩行や屈伸運動)を始めて我々夫婦を驚かせる。(1年前はほぼ1日中寝たきりだった)。
老人介護の要諦は「静かに寝とき・・」ではなく「経験を教えて・・」等々と頼ることにある。
(こんなことは、いまさらながら)言われていることではあるが、じ~んと再確認。
私がそうなった時も「お爺ちゃん元気やねえ」などと幼児扱いせず、嘘でもよいから「こんなことはどう思う」と尋ねてほしいものである。
お役にたったなら望外の喜びです。ところで、90歳を超えた義父は孫が帰省するたびに食事会を設定したり、時々は「買ったから」と云ってお菓子や、果物を我が家に運んでくれます。「危ないから」とか言って断ったりするのですが、これからは、どんどん頼んでみようかと思います。ただ、90歳を越えての「マイカー」の運転は控えてほしいと思うのですが。
返信削除90歳を超えて矍鑠(かくしゃく)たるご様子感動です。
返信削除思いっきり頼んで甘えてお願いするのが親孝行かと。
斯く言う私は、これまで何もしてこず、今時になって過ぎ去った年月の罪滅ぼしに冷汗を流しています。