2022年2月16日水曜日

なまくらバード・ウォッチング 2 & エンドウ、ソラマメ、若ごぼう

   この鳥はやってくるのが事前にわかる。ギ―ッと鳴きながら飛んでくるからだ。

 ドドドドドというドラミングでなくても、コツコツコツと木を叩く音も大きいので「コゲラが来たな」と必ずわかる。キツツキの仲間の中で一番小さい。

 けっこう人間が近づいても飛び立たず、木を上下したり廻ったりしながら突つくのを止めない。それが忙しないので、その割にシャッターチャンスを逃してしまう。

 老木を突つく訳だから、この鳥が来るということはその街が成熟してきたことになる。成熟というと聞こえはいいが、街が老木のようになりつつあるということかもしれない。ブルブル


   去年の秋にはウスイエンドウの種まきを心もち早く行ったので、トップバッターがもう花を咲かせた。受粉を助けてくれる昆虫はまだ飛びもせず、少し早すぎたかなと反省している。
 天気予報は雪の注意を繰り返している。しかし、エンドウの花は見ているだけで「寒くても春だ」と楽しくなる。見ろ!春だ、春だ!

 「春」といえば、写真には残さなかったがソラマメも若ごぼうも既に食べた。75日×2=150日の長生きが保証された。
 どちらも孫の凜ちゃん家にもお裾分けしたところ、凜ちゃんはどちらも喜んで食べたという。
 ソラマメを喜んだことには驚かないが、若ごぼうを喜んだというから、なかなかの通(つう)だと感心した。

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