一般に山菜には「アク」と言われる天然毒がある。せっかくの若芽などを動物や昆虫に喰われないためである。
フキノトウには別名フキノトキシンと呼ばれる毒があり、よく湯掻きこぼしてアクを抜くよう諸本に書かれている。熱や油には弱くないらしい。農水省は肝臓がんの危険さえ注意している。
でもね、・・いったいどれくらい食べたらそうなるのか。
私にはEUが輸入を禁じているアメリカ産牛肉の方が怖いと思っているが。
それに、農水省のホームページのような、昨今の何でも禁じておけば責任が逃れられる的な風潮も快くない。
そこで、強烈なふき味噌をつくることにした。
フキノトウは包丁を入れた途端にアクが酸化して黒ずんでいく。時間との勝負である。
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これでおしまい。
フキノトキシンは残ったままだが、香り抜群のふき味噌が出来上がった。
先に「どれだけ食べるねん」的に書いたが、控えておこうと思ってもお箸が止まらない。
美味は毒の隣に棲んでいるらしい。
ふぐ毒によく似た名前のフキノトウ
(ふぐ毒=テトロドトキシン)
恐れ入りました!私のように若ごぼうのアクを取るなんざぁーヘタレ者ですね。
返信削除悪食がコロナ肺炎の原因との説もあるようですから、こういう記事はクレーマーから叱られるかもしれません。やっぱりアクは取った方がよいのでしょうね。ひげ親父さん。
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