愛読している『ざんねんな いきもの事典』によると、農作物が無くなると彼らの主食は『共食い』になり、ひたすら仲間同士で食べあう運命だというのだが、共食いによりバッタが減る前に人間が餓死してしまいそうだというのが非常事態宣言の意味。
ソマリアというと、日本はアメリカの命に従い「海賊対策」と称して自衛隊を派遣していて、過去には派遣前の訓練で死者も出している。
近頃はソマリア海賊のニュースなど聞いたこともないが「海外派遣している実績こそが大事」と言わんばかりに2009年以降10年を超えて今も続いている。
サバクトビバッタも怖いが、憲法9条のなし崩し的蹂躙も怖いものだ。
ジブチの自衛隊基地は今般の中東派遣の基地にもなる。
国権の最高機関である国会の審議を全く経ずに中東派遣がなされた。
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こんな大事な話題はすっ飛ばして、今日もテレビは俳優の不倫と謹慎芸人の評判を垂れ流すばかりだ。
海賊以上に?怖いバッタの話は、前野 ウルド 浩太郎博士の著書をお読みいただきたいが、日本政府は、自衛隊を派遣する費用をほんとうにバッタ対策支援に振り向けるべきだろう。
ソマリアの鬼は空からやってくる
おまけ 孫の夏ちゃんがインフルエンザで休んでいたが、いざ登校というと学級閉鎖になったのでシェルター替わりにやってきた。
そんなわけで、節分の豆まきどころではなかったというので、前日の凜ちゃんに続けて豆まきの連チャンとなった。
祖父ちゃんに付き合ってくれているうちが華であろう。
「祖父ちゃんもつらいよ」などと我儘を言ってはいけない。
イナゴの大発生はソマリアだけでなく、パキスタンやエチオピアでも深刻らしい。
返信削除大国(いわゆる先進国)はそんなことを知らぬ顔をしたまま戦争に明け暮れている。
どうしたらいいのだろう。