国会では嘘が蔓延しているから「自公維と振込詐欺には騙されてはならない」と眼(まなこ)を見開いて生きているつもりだが、ズーッと以前から孫のマンションの廊下にあったそれは、「もしかしてコノハチョウ?」とは疑ったこともあったが、「まさか」と思って、枯葉がクモの糸でくっついているものだとばかり信じてきた。
もっと正確に言えば、「この枯葉のくっつき具合はまるでコノハチョウみたいだ」と(枯葉の様子を)感心していた。私の頭がそう倒錯していた。
で先日、「もしや」と思ってしゃがみ込んで眺めてみると、クモの糸などは見つからず、はっきりと壁をつかんでいる脚が見えたではないか。
擬態の見事さは進化論では納得しがたいものがある。この写真を見て神秘を感じない人とは話し合いたくない。
で、神の領域を信じれば、この蝶は己を木の葉と信じ切っているのではないか。
凍蝶(いてちょう)は己を木葉(このは)と思ふらむ
吾は木葉と夢の中なる木葉蝶
0 件のコメント:
コメントを投稿