2020年2月18日火曜日

「こじゅうた」のこと

 2013年1月19日に、奈良の生駒では餅つきの時に使う餅箱のことを「こじゅうた」と言っていたことについてこのブログに書いた。
 もともとは「麹蓋」で、それを「かきもち」づくりの時に使用していたらしいが、それが進化?して餅箱のことも「こじゅうた」と言い慣わしてきたらしい。

 この記事に対して、2014年5月には交野の方からコメントがあり、記事から7年経った今回2020年、京都府南部の方からコメントをいただいた。

 じわじわ―としたものではあるが、ググって(検索して)いただいて話題が広がるのは楽しいことだ。
 昔からのならわしや言葉など玉石混交ではあるが、私たちの世代で途絶えさせてしまうのは惜しいものがたくさんある。
 
 先日は節分には「鬼は外、福は内、乾の隅のどっさりこ」と豆をまいたものだということを書いたが、誰かが書き留めておかないと歴史に存在しなかったものになってしまうかもしれない。
 自分では当たり前だと思っていた事柄が実は貴重な記録であったりする。

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