だいたいが、3.11を前にして「避難せよ」と警鐘を鳴らした霊能者を一人として知らない。人生幸朗なら「責任者出て来い」と言うはずだ。
実母の施設で「もうすぐ毛虫の季節になる」というと「毛虫は大嫌い」という方がおられ、「そういえば毛虫を飼う話があった」というので「虫めづる姫君ですか」「そうそう何という本でした」「今昔物語集でしょうか」「しっかりした姫でしたね」と話が展開した。・・・正しくは堤中納言物語で翌日に訂正した。
そこで、この話だが姫君いわく「人々の、花や蝶やと愛づるこそ、はかなくあやしけれ。人は、実あり、本地尋ねたるこそ、心ばへをかしけれ」とは何んと合理的でロジカルな主張であることか。
老人施設での会話のほうが、無責任なメディアよりも余程まともでないですか。
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