2011年4月25日月曜日

姫君を見習いたい

 避難した福島の児が「放射能がうつる」と苛められた・・・正確な科学的情報が必要だ・・・とメディアがお説教をしているが、日常的に、霊感がある人の話とか、背後に誰それが見えるとか、血液型だとか、星座だとか、今日の運勢だとか、さんざん非科学的なことを繰り返してきた責任については一言の反省も無い。
 だいたいが、3.11を前にして「避難せよ」と警鐘を鳴らした霊能者を一人として知らない。人生幸朗なら「責任者出て来い」と言うはずだ。

 実母の施設で「もうすぐ毛虫の季節になる」というと「毛虫は大嫌い」という方がおられ、「そういえば毛虫を飼う話があった」というので「虫めづる姫君ですか」「そうそう何という本でした」「今昔物語集でしょうか」「しっかりした姫でしたね」と話が展開した。・・・正しくは堤中納言物語で翌日に訂正した。

 そこで、この話だが姫君いわく「人々の、花や蝶やと愛づるこそ、はかなくあやしけれ。人は、実あり、本地尋ねたるこそ、心ばへをかしけれ」とは何んと合理的でロジカルな主張であることか。
 老人施設での会話のほうが、無責任なメディアよりも余程まともでないですか。

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