2011年4月15日金曜日

障子に目あり

 3月3日の「京の果ての上巳の節句」というブログの写真の説明に「KCN京都」が取材をしていた」と書いたが、先日散歩の途中で町内の方から「ひな祭りの写真を撮ってられたのですね」と言われ、咄嗟には何のことか判らなかったが、・・・・・そのうち、このことだというのが判ってきた。
 そして、よくよく聞いてさらに判ったことは、このケーブルテレビは、一日3回×15日間同じ番組を放映し、4月前半は「加茂・船屋のひな祭り」がそれであり、その中で私が出ていたということだった。
 私は取材の邪魔にならないよう控えていて取材の終了を確かめてから古い様式の御殿型の雛飾りを見に行ったのだが、その途中でアナウンサーが突如予想外にお世辞みたいな挨拶をしてきて、少しドギマギと対応したのが(もちろんこんな応答はカットされているに相違ないと信じて疑っていなかったが)そのまま放映されていた。
 自分でも「これが自分だとは気づきにくい・・」と感じた程の画面だったが、それを見て私だと特定した人のいたことに驚いた。
 歳をいくと身なりにも振舞いにも横着になっているが、いつどんな事があるかもしれないと、少し気を引き締めた出来事だった。

 昨日の朝日新聞の声欄にも、「介護の日々、おしゃれとは無縁のざんばら髪で探偵ナイトスクープの取材を受けコミカルに放映された。心機一転、これからは何時出くわしてもいいようにおしゃれに挑戦しなければ。」とあった。
 読んで笑った。
 同意。

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