先日、実母の入所している施設のシスターが「(クライストチャーチで)地震のあったニュージーランドの教会の皆さんを励ましたいから」「雪を知らない皆さんに先日(2月11日)の雪の写真を送りたい」と申されたので、「お易い御用」と私の写真を増刷して提供したら、「その代わり絶対に気を使わないで」とかたがた言っておいたのに壁掛けのようなものを「お礼に」と持って来られた。
雪を知らない国々の同僚(シスター)に送付されたらしい。だから、ニュージーランドのはずが、壁掛けは、カンガルーの跳ぶ「オーストラリア」「シドニー」となっているが、まあ、丸めて言えば「オセアニア」でいいか・・・。
ついでに、MADE IN CHINA となっているが、これも STYLED IN AUSTRALIA となっているからいいか・・・。
写真のビーチ(ニュージーランド被災前)も地震後変ってしまったらしいが、いつかきっとこのように回復するに違いない。
今は支援に全力を尽くそう。
しかし、落ち着いたら、この国の安全軽視・利益優先の政治を冷静に検証しよう。
和蘭人某、始メテ、豪州ニ渡リ、何クレト見アルキテ、一々、手帳ニ留メケルガ、タマタマ、形、鼠ニ似テ、腹膨レ、大キサ、犬ホドノ獣ヲ見タリケレバ、「コレハ何ゾ」ト和蘭語ニテ尋ネケルニ、土人「かんがるー」ト答フ。ヤガテ、図マデ添エテ、本国ニ報ジヤリシカバ、かんがるートイフ獣ノ名、全世界ニ広マリヌ。近年ノ調ベニヨレバ、かんがるートハ、土語ニテ「御言葉ノ意味ガ分ラヌ」トイフコトナリケリ。(丸谷才一著「完本日本語のために」の中の坪内逍遥編教科書より)
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