2011年3月5日土曜日

昨夜は落語の世界を楽しんだ

 長男夫婦から切符をもらって米朝一門会に行きました。

 米團冶には「七段目」を聞きたいと思っていたが、やはり「七段目」で・・ よかったよかった。
 ぼんぼんの米團冶のメリットが生きている。貴重な本物のぼんぼんは大事にしたい。
 「七段目の米團冶」と言われるようになればよい。
 知られている演目で唸らせてこそ本物だ。筋はみんな判っているのに大笑いしてしまう。

 南光は「佐野山」。
 横綱小野川が生涯一度だけおこなった人情八百長相撲。
 八百長づくしの枕といい、この演目を取り上げたタイミングがいい。
 テレビのコメンテーターもどきは もう一つだが、本職は非常によくなっている。トリの仕事をした。

 米左は、判りやすい泥棒ネタ。悪くはない。が、・・

 紅雀、そうば は、お客を自分の世界に引き込むまでには今一歩。此方が「酔わされた」感覚を持てなかった。

 偉そうな批評もどきだが、日頃の溜まった鬱が軽減される楽しい一時だった。
  

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