2011年3月3日木曜日

京の果ての上巳の節句

 近頃流行の催しらしいが、イベントともいえないような鄙びた田舎の(失礼)雛祭りは温かみがあっていいものだった。
 木津川市加茂船屋。明治後半から戦前までの賑やかな商店街の残像のような、なんとも味のある町である。
 紫宸殿?に入った雛飾りや、如何にも時代物の掛軸もあり、その昔の町の繁栄を覗わせる。
 小雪の舞う床机に座って、振舞いのにゅう麺を頂きながら、「これは結構いい取り組みだなあ」と心に“ほんわりと”思った。正直に言って私もそうだが、子供の大きくなった家では雛飾りを持て余しているはずだ。私の町内でも出来ないだろうか。
 「孤族」の時代を象徴するような新興住宅地で、「ご自由に中に入って見てください」というような催しは夢だろうか、しかし、できたなら、新しい街づくりが進むかもしれない。・・・・・・・・・む。
 この催しの存在は、むらき恵子さんのブログで知った。

 

 


KCN京都が取材をしていた



2 件のコメント:

  1. ラジオ朝一番(nhk)で紹介していたのですが、萩市でも雛かざりを観光客にみせているそうです。特に今年は、高杉家の雛かざりをみることができるとのことで、かの晋作もみたものでしょうとのことです。因みにわが故郷の愛媛県八幡浜市でも雛かざりが有名ですよ。
    全国各地で今の時期開催されているようですね、精華町でもできるといいですね。

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  2. 八幡浜さん コメントありがとうございます。今後もよろしくお願いします。できれば[名前/URL]欄でニックネームを入れてください。URLは空白でOKです。

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