2011年3月28日月曜日

宇宙太陽発電所には夢がある

 本棚の奥から1976年発行の中島篤之助著「現代と原子力」(汐文社)を引っ張り出して読んでいる。
 今日の原発問題に通じる指摘も多い。というより「起きるべくして起きた」感がある。
 そして、この国の民主主義はこの(本の)時代から後退していないかとの印象を抱いた。
 また「反科学的な単純な原発反対論」ではアメリカも九電力体制も反動的利用をする者も免罪してしまう・・・には貴重な示唆を含んでいる。

 これからのエネルギー政策にはいろんな選択肢があるだろうが、その中の一つに宇宙太陽発電所もある。
 あまり有名でないが(?)夢がある。
 以前、このテーマの専門家である松本紘京大現総長に丁寧に教えていただいた。全くの私的な場であったので、地上へ送電するマイクロ波の中に入っても電子レンジみたいにならないんですか?というような低レベルの質問にも答えていただいたが、結論的にはもちろんOKなのだが理屈は詳しくは解らない。
 「原発を廃止すると江戸時代の生活に戻る」というような方もおられるが、宇宙太陽発電所は説得力のある対案の一つだと思う。
 関心のある方は次の動画を観賞してください。


 こんな時だからこそ、片方で夢を語りたい。

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