現役の頃、ほんとうにそういう感じの人がいた。言い分はあるだろうが、私はそういう節句働きは性に合わなかった。仕事は御用納めの前日までに一区切りつけておくべきだと思っていた。
そして現在だが、例えたような節句働きにならないようにするには、リスク、アクシデントを読み込んでおく必要がある。例えば原稿の締め切りだが、この歳になるといつ何どき体調を崩すか分からない。だとすると、「実は体調を崩しまして」という言い訳が必要にならないよう、締め切り日以前に十分に余裕をもって書き上げるしかない。そういう姿勢は原稿以外のことでも大切だと私は思っている。
そもそも「アクシデントなんか起こるはずがない」と考える方がおかしい。というようなことを思いながら歳末近くになって、加湿器と乾燥機が立て続けに壊れた。どちらもすぐに手を打って、昨日中には買い替えた。マーフィーの法則かもしれないが、電気機器は歳末によく壊れる。アクシデントは起こる。
年明けには退職者会会報の発行作業がある。時間がなかったとか体調を壊してとか言い訳をせずに悔いのない編集をしたい。この年末年始はそれが宿題だ。野良の節句働きはしたくない。
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