スマホが当たり前の時代になった。解らない言葉や物事がパッパッと検索できる時代になった。これも情報化社会の一部分というものだろうか。
きっと、そういう検索機能で私のブログを見つけられたのであろう。サンデー毎日のライターから私に取材協力の要請があった。テーマは「メートル法制定100年の日本」ということで尺貫法廃止当時の事情を知りたいということだ。
私はこのブログで、2012年12月12日に実母の遺品から鯨尺の物差しが出てきたこと、2016年7月14日に永六輔さんの尺貫法復権運動の思い出を書いたから、きっとそれが検索でヒットしたのだろう。
残念ながら和裁にも建築等にも縁遠い私には、取材テーマにお応えできる経験談がなく、丁寧にお断りをした。
私の好きな古代史でいうと、四天王寺西門の少し北に『金剛組』がある。現存する世界最古の企業である。西暦578年、飛鳥時代に四天王寺の建立のために百済から招聘された金剛重光によって創業され、その後四天王寺のお抱え大工集団として続いてきた。
そういう飛鳥、藤原時代に少なくない仏教寺院が建てられ、多くが廃寺となっている。その遺跡を発掘すると建立当時の尺(物差し)が判り、それによってどういう系統の大工集団であったかがわかる。私の知っている範囲はその程度である。
それにしてもネットの力はすごい。なので、和州の大仏と土佐の鯨はどちらが大きいかは私の元の記事を読むかネットを検索してもらいたい。
それにしてもネットの力はすごいですね。基本的には全世界の人びとに公開されているのですから。
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