2019年4月1日月曜日

沖縄に寄り添うとは

辺野古沖に生息していた3頭のジュゴンの内の1頭と
思われるジュゴンの死骸が3月18日に発見された
   2月に行われた沖縄県民投票は、辺野古基地建設反対票が43万4273票(71.74%)に達し、投票資格者全体の四分の一を超え、玉城知事の得票数も大きく超えた。
 これを沖縄の民意だと思わないならその眼は歪んでいる。
そして「沖縄の民意と本土の民意は違う」と一顧だにしない政権と政党(自民、公明、維新)には政治姿勢以前の”人としてあるべき感情”に欠陥があると私は思う。
さらには、地方自治に対する認識を決定的に欠いている。

 さて「沖縄の民意と本土の民意」ということで私が声を大にして言いたいことは、本土の一人ひとりの市民がただ政権の批判をしているだけで済むだろうかということで、それは本土の市民一人ひとりにも問いかけられているのではないかということだ。

 現下の地方選挙の場合は、ともすれば政策よりも「同じ町内から立候補している」「知人である」「親戚だ」などという浮世の付き合いも頭をよぎることだろう。その気持ちは十分わかる。
 でも、一呼吸おいて考えてもらいたい。沖縄の民意を土足で踏みにじるような自民、公明、維新に属する人々を当選させ、「沖縄は沖縄、ここはここ」でよいのだろうか。

 私が現職のときに所属していた労働組合(全労働)には「小指の痛みを全身で」という合い言葉があった。
 生臭い地方選挙の折りにそんなきれいごとを・・という意見もあるかもしれないが、私は今回の選挙は人としての理性を問われている選挙だとも思っている。 
 この選挙は沖縄の民意、そして地方自治と民主主義に寄り添う選挙でもある。

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