2019年4月30日火曜日

学園広場

   来月(といっても明日から来月)中旬に退職者会の新人歓迎パーティーがある。
 近況報告や歓談も大切だが、少しばかりバカ騒ぎもして楽しい思い出をつくりたい(ただこれには反対意見もあるのだが)。
 70歳以上の組の出し物は毎年ほゞ決まっていて「学園広場」の少しだけ替え歌にしたものだ。

 これはほゞ定番になってきたから、先日は友人から次のようなメールが届いた。
 『今日、四天王寺の古本市で、舟木一夫の「学園広場」のドーナツ盤を見つけました。1963年10月発売で定価300円と記されています。退職者会の集いも近づき、タイムリーなので、早速データ化し添付しました』

 こういう風に前向きに考えてくれるのは嬉しいかぎりだ。高齢者になると口は上手いが手が出ない傾向も否めない。

 ところが、この歌には難点がある。ゲストである新人退職者が60歳とすると1959年(昭和34年)生まれだから、この歌のヒットした1963年(昭和38年)は4歳である。舟木一夫って誰?と尋ねられる。ああ。

 こうなったら60歳代には別メニューが必要だが、それが上手く見つからない。
 今から20年ぐらい前のヒット曲はというと、私個人としてはついていけないアップテンポの歌ばかりだ。
 あえて探せば「世界に一つだけの花」だろうか。60代はノッてくれるだろうか。ああ出口が見えない。

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