今週は月曜から木曜まで二人の孫のイクジイを入れ替えでしている。
火曜は車でクーラーをかけていたが、水曜は氷雨の中で往生した。暖房を入れた。
かろうじて体力が持つのはあと何年だろう。
そう思うと貴重なイクジイだと思って大切にしたい。
毎年のことだが鯉のぼりを上げた。写真は月曜日。
孫が大きくなってから思い出してくれればいい。
未だに鯉のぼりの確たるルーツが判らない。
四角い布である幟に、逞しい絵や目出度い絵を描くまでは容易に想像がつく。
しかし、それをほんとうの鯉にしてしまったのはある種のアウフヘーベンだ。賞賛の言葉を惜しまない。
歴史に名を残してはいないが、こういう奇才、天才がいたわけだ。
先日、国書、国書と騒いだ御仁がいるが、旗も幟も先行して外国の歴史にあるが、鯉のぼりだけは日本原産ではないだろうか。
小さくてもいいから皆この季節には鯉のぼりをあげよう。
本文で「鯉のぼり日本原産説」をうたったが、鯉の滝登りにしても、登龍門にしても中国の故事になってしまうから、漢字文化圏では漢籍を抜きにした議論は成り立たない。しかし、単なる絵ではない鯉の形にしてしまったのは江戸時代の名無しの職人ではないだろうか。
返信削除