2017年(平成29年)さようなら。
「人間は忘れることができるから生きていける」というような言葉をどこかで読んだ気がする。
忘れたいのに忘れられず、辛い記憶がよみがえって仕方がないのはフラッシュバックという。日常生活に支障が出るという意味でそれは病気とされている。
その原因が業務にあれば労災認定されることもある。(心理的負荷は多様なので単純ではないが)
この夏には孫の凜ちゃんの10時間を超える心臓手術があった。
ほんの半年ほど前のことだったのに、私には遠い昔のような気がする。つまり多くを忘れた。
これはボケではなく精神の防衛本能のなせる業だと強弁しておこう。
また、この国の政治や経済でも不愉快な出来事が少なくなかった。列挙するのは割愛する。
こちらも精神衛生上は忘れた方が良いのかもしれないが、そうすれば悪い奴らの思う壺だろう。
で、こと社会問題に関しては「忘れない」は絶対に外せないキーワードだ。来年だって忘れないでおこう。
と言ったところで・・・、私はそれほど人生を悲観しているわけではない。
実際、凜ちゃんはゆっくりだが順調に歩んでくれている。
お祖母ちゃん(義母)は車椅子なしでも手を取れば短距離なら歩けるようになった。これは驚異(奇跡?)だ。
国連では核廃絶決議案が成立した。ICANはノーベル平和賞。
ミニコミ紙もOB会会報もよく出した。
多くの投稿者を得て仲間の輪も広がった。
歩んでいる方向に間違いはないと思う。
なので私の今年の流行語は「感謝」ということになる。
2017年(平成29年)さようなら。
些末な日常を読んでいただいた読者の皆様ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿