聞きなれない言葉かもしれないが「都市鳥」というカテゴリーが定着しつつある。
傲慢な人類が自然を破壊して都市を造っていったのだが、どっこい自然(野鳥)はその都市を以前の自然同様、否それ以上に利用して都市に進出しているというあたりが着眼点である。
ある意味その代表がイソヒヨドリ(磯鵯)で、私も10年前には見たことも聞いたこともなかった。
それが今では写真のとおりわが家にやってくる。
青い背中、赤い胸、とびきりの美声とまではいかないがどちらかというと綺麗な声、大きさはヒヨドリ大(故にイソヒヨドリ)。
声と飛び方でヒヨドリとは区別がつくし、飛び方はヒヨドリのような波型の飛び方ではない。
嘴から想像できるとおり、地表の虫などが好物のようだが、こんな冬場はどうしているのだろう。詳しくは知らない。
私ならそのスタイルからイソツグミと付けたいが、冬鳥であるツグミに対してこちらは留鳥だからそぐわないかも知れない。
元に戻ってイソヒヨドリの「磯」というのは元々磯の断崖に住んでいたかららしい。
都市の家々やビルが断崖に通じたので都市鳥になったのだろうと想像される。
そして磯の断崖から飛び立っていたときの癖だろうか、屋根等から飛び立つときはまるで身投げするかのようにダイブする(4枚目の写真)。
見飽きない都市鳥である。
いつもながら、長谷やんの鳥の観察力と写真技術には感服しています。
返信削除我が家のベランダの雀たち、巷間云われている雀の減少は本当の様だと思っていましたが、12月に入って餌が少なくなってきたのか以前のように10数羽がパン屑に集ってくる様になりました。
返信削除それと相変わらず鳩の家族3匹(迷惑な鳩は敢えて匹と勘定しています)との追いかけっこは続いています。いろいろ試しましたが敵もさるもの、直ぐに慣れてしまい益す。日々学習です!
ひげ親父さんのコメントのとおり、12月になってから雀が増えてきましたが、雀はカーテンを開けただけで逃げたりするのが可愛くありません。
返信削除ヤマガラやジョウビタキは私が庭仕事をしているのをすぐ近くで眺めています。